登録情報
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| 1. Walk On |
| 2. See The Sky About To Rain |
| 3. Revolution Blues |
| 4. For The Turnstiles |
| 5. Vampire Blues |
| 6. On The Beach |
| 7. Motion Pictures |
| 8. Ambulance Blues |
ヤングはすでに苦悩に満ちたアルバム『Tonight's the Night』の録音を済ませていた。60年代のドラッグ・カルチャーとその被害に対する彼なりの告発といえる作品である。だが、レコード会社からは内容が暗すぎるという理由で却下された。そこでヤングは、代わりに本作を会社側に提示したのだ。暗さは減退したが、それでも聴いた後に尾を引きそうなこのアルバムは、ひと言でいえば、ロック・スターという地位やカウンターカルチャーのてん末に対するヤングの拒絶宣言だ。取り上げられる話題は多岐にのぼり、リチャード・ニクソンとパティ・ハーストのこと(大曲「Ambulance Blues」)、ヤングと女優キャリー・スノッドグラスとの関係(「Motion Pictures」)のほか、もっとも有名なところでは、チャールズ・マンソン(見事な「Revolution Blues」)のことも語られる(マンソンが人気トピックになるのは何年も後のこと)。一方、「Vampire Blues」では、これらすべての話題に触れつつ、ヤング自身のことが歌われているようだ。『On the Beach』は深い絶望とわずかな希望に彩られたアルバムだが、ロック・カルチャーの生んだ傑作として徐々に再評価されるようになるだろう。(Bill Holdship, Amazon.com)
この作品ではこれまでの名作アフター・ザ・ゴールド・ラッシュやハーヴェスト以上に彼の持つ繊細さ、無力感、虚無といった色が濃厚なものに仕上がっており、上記アルバム群のような力強さ、明快さはあまり感じられません。むしろ、この次にリリースされるあの「今宵その夜」にかなり通じるものがあります。
しかし、仲間を失った悲しみや苦しさ、辛さが描かれた「今?~」とは異なり、穏やかな視線で自分を見つめる二ールがこのアルバムには感じられます。まるで、映画を見ているかのような、あまりにも美しいフォーキーな後半678のゆるやかな流れは、今まで廃盤だったことが本当に惜しまれる二ールの作品の中でも屈指の出来です。(余談ですが、ここに収録されているヴァンパイア・ブルーズ、モーション・ピクチャーズの2曲はアメリカのマーキュリー・レヴというグループが非常に優れたカヴァーを残しています。そちらの方も機会があれば是非聴いてみることをオススメします。)
今回この作品を含む4作品がCD化されたことにより、残すはサントラ盤「ジャーニー・スルー・ザ・パスト」全て当時の新曲で構成されたライヴ「タイム・フェイズ・アウェイ」の2作を残すのみとなり!ました。こちらも早期のCD化を熱望します。ニールさん宜しく!
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