ダンスミュージック界の異端児かつ人気者・Basement Jaxxと
オランダの世界最大級のジャズ・オーケストラ集団・Metropole Orkestのコラボアルバム。
タイトルから想像出来る通り、彼らの代表曲、最新ヒット曲をオーケストラが壮大な演奏で十二分に聴かせてくれます・・・・が、
しかし、そこは貪欲に音楽を吸収してきたBasement Jaxx、
ただ自分たちの曲をオーケストラに演奏させただけのお茶を濁したようなコラボになるわけがありません。
前半に収録されてる「Red Alert」、「Raindrops」などは比較的オーケストラが忠実に原曲を演奏していますが、
収録曲の多くでは「こんな曲だったっけ?」と思うような独自で大胆な解釈がなされており、
ときどきオーケストラとは思えないファンキーな演奏やパワフルなヴォーカルなどが飛びだしてきたりします。
そして、その極めつけといってもいいであろう「Do Your Thing」、「Samba Magic」では
まるでジャズバンドがジャムセッションを繰り広げているかのような熱い演奏を披露していて、
良い意味でとんでもない作品になっています。
本作は、いつもの彼らのような踊れる音楽とはいえないかもしれませんが、
まさにVS.、ダンスミュージックとオーケストラの雄同士の音楽性が正面からぶつかり合った
ガチンコ対決が味わえる作品になっています。
おススメです。