60年代〜70年代のシカゴ・ホワイトブルース界の巨匠。
また70年代には、かの「Gerry Goffin」のソングライティングを初めとした音楽面でのパートナーとしても知られており、「Gerry Goffin」の名作「「It Ain't Exactly Entertainment」をプロデュースした事でも知られています。
Rod Stewartが歌って有名な名曲「It's Not Spotlight」は2人の共作です。
その彼がプロデューサーに「Bob Dylan」と「Jerry Wexler」を迎え、聖地マッスルショールズでレコーディングされ74年にリリースされたマッスルショールズ産サザン・ソウル風味なポップロック・アルバムが今回めでたく初CD化となりました。
しかも嬉しい事に親切丁寧な仕事ぶりで定評のある「Rhino」が絡んでいるとの事。
さて手元に届けられたCDは、早速紙ジャケットである事にニンマリ。
しかしジャケットやその周辺に別にリマスター盤であるとかリミックス盤であるという事は書かれていません。
ただ、ファクトリーシールドされたジャケットの上に貼られたシールには「オリジナル・マスターからの復活」と書かれてあります。
そして、ジャケットのデザインがオリジナル盤とはちょっと違うのを気にしながらも聞き始めると、やはり何かちょっと雰囲気が違う。
改めてオリジナル・アナログ盤と聞き比べてみると、やはり、明らかに違う音質。
オリジナル盤と比べて、今回のCD盤は音の幅がごっつい分厚い。
その中で、聞こえてくるバックの楽器の音の位置も違うみたい。
前にググッと出ている楽器と、後ろに下がっている楽器が明らかに違う。
ジャケットには何も書かれていませんが、「Rhino」にしたら、これくらいのリミックスは当たり前なんでしょうか?
ジャケットの中に従来のクレジットに混じって辛うじて
「Remixed And Mastered By Michael Vail Blum Courtesy Of Titan Misic Inc」
とクレジットはされているみたいですが、、、。
で、
それにしてもまだなんか雰囲気が違う。
で、
よくよく確かめたら曲順が全然違ってました。
更に未発表曲が2曲追加されているのですが、それもラストにボーナス・トラックという形で追加されているのではなくて、普通に曲順の中に混ぜてあるのです。
これはもう、オリジナルのアナログ盤とは全く違った別アルバムと考えて良いかもですね。
だって全然雰囲気が変わってしまっているんですから。
しかも、どちらが良いかなんて言えません。
甲乙付けがたい出来です。
もう此処まで来たら聴く人それぞれの好みの問題です。