なぜこの映像作品が、日本でDVD化されないのか、全く判らない。
途中のMCなども含めて完璧に構成されているだけに、字幕があるのと
ないのでは、あまりにも味わいの差が大きいからだ。
政治や人種差別に対してもハッキリとモノを言ってきた彼女が
殺人予告をうけて、舞台から去った。
決して、「恐怖で逃げだした」という単純な話ではなかったと思う。
完璧主義者の彼女にとって、ステージでふと「命の不安」という雑念に
とらわれることは、絶対に許せなかったはずだから。
その彼女が、長い「休息」を終えて、ついにステージに帰ってくる!
そんな事件に運良く遭遇することの出来た興奮と感動を、
観客のひとりひとり(それにしても何という豪華な観客!)が表現している。
そう、これはある意味、「観客が表現者」の舞台なのだ。
こう書くと、あたかも彼女のステージは主役ではないような誤解を招くかもしれないが
冗談じゃない。声の出方もふくめ、さらに磨きがかかりそして気合いもたっぷりの、パフォーマンス。
なんという人だろう!!次から次へと名曲のオンパレードで、二部構成の豪華版にやられてください。
最近はブルーレイ作品も出始めたバーブラだが、出来ることなら
このステージも、ブルーレイでのアップコンバート発売を、ぜひお願いしたい!!
1曲目の「そしてついに、私は帰ってきた。ステージの真ん中に!!」という歌詞で
涙が止まらなくなる。普段、まったく彼女をきかないひとでも、一気にファンになれます。