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アッシュの死後、その現実に未だ苦しんでいた英二とシン。
2人が癒されていく物語を読むにつれ、読者もまた癒されていく。
まさに、一大叙事詩ともいえるbanana fishのラストを飾るにはピッタリの名作です。
どんな物語にも「その後」があるはずで
普通は読者は想像するしか手段がありません。
しかし、banana fishはこの「光の庭」でこそ完結する物語だと思います。
「光の庭」を読んでこそ、英二もシンも、そして読者もこの話を終わらせることができるのだと思います。
もちろん他の「その前」の物語もすごく楽しめます。
ぜひ、本編を読んだ読者には読んでほしい物語です。
この1冊を読むと、英二、アッシュ、ブランカ、伊部さん、ショーター、
それぞれが作者の中で共に生きていることがわかる。
特に「BANANA FISH」と「YASHA」、さらには「イヴの眠り」まで
実に10年以上(作中では20年以上!)の時間を、一本の線に繋ぐ
キャラになっている、シン・スウ・リン。
物語は続き、その中で時間は流れ、読者はその大きな流れに
ただついてゆくだけだ。リアルタイムで読むことが出来る喜びを持って。
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