74年にリリースされたバッド・カンパニーのデビュー盤です。バドカンは、元フリーの2人、サイモン・カーク(ds)とポール・ロジャース(vo。最近では再結成クイーンでも見事な歌を聴かせてくれてます)と元モット・ザ・フープルのミック・ラルフス(g)、元キング・クリムゾンのボズ・バレル(b。このアルバムではフレットレス・ベースも弾いてます)の4人で結成されたスーパー・グループで、当時はクイーンのライバルなんて事も言われてました。多分、注目度のみでそう言われたのだと思いますが、因みに音はクイーンとは違い、シンプルでソウルフルなヘビィ・ロックです。
フリーのアルバムで言うと、やはり最終作の「ハート・ブレイカー」に近い気がしますが、ラルフスの太くサスティーンの効いたギターとソングライティングのセンスもこのアルバムの魅力になっています。
楽曲で言いますと、「キャント・ゲット・イナフ」はバドカンの代表的なナンバーですが、それ以外にも「ロック・ステディー」、バンド名と同タイトルの「バッド・カンパニー」、元々はモット・ザ・フープルのナンバーをバドカンらしくカヴァーした「レディー・フォー・ラヴ」、それからゲストのメル・コリンズ(元クリムゾン、キャメル等)のサックスも聴けるソウルフルな「ザ・ウエイ・アイ・チューズ」などなど、ロックの名曲がいっぱいです(他の曲もみな良いです)。
70年代のロックが好きな人には是非持っていて貰いたいアルバムで、これを気に入ったら、セカンドの「ストレート・シューター」もお勧めします。