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最も参考になったカスタマーレビュー
52 人中、46人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
兄の作詞センスがますます大変なことに,
By
レビュー対象商品: BUOYANCY (CD)
「いらなくなった携帯、あるだろう 冷え切った恋愛、引きとるよ」この詞を見て、 「ああキリンジだなあ、やっぱこれだなあ、自分はこういう詞を求めて毎回キリンジに金を払ってきたんだなあ」 と改めて思いました。 聞き込んできてわかったのは、兄作詞の曲がこれまでよりもずっと映像的になっているということです。 特に圧倒されるのは「台風一過」で、 「なぎ倒された木に片足をかけたら 村一番の勇者、化け物退治の図」 この歌い出しだけでもう「絵」が浮かんでくる。 もはや短歌の世界。 その後も「骨折れ損の傘」「膨らんだスカートは希望で満ちている」と次々に独自の言葉が、無理なくメロディに乗って流れてくる。 過去のアルバムよりもひとつひとつの言葉が磨き抜かれているような印象を受けました。 それだけに、せっかくの歌詞を聞き取れないまで歪ませている「都市鉱山」は、新鮮というよりも、もったいないと感じてしまう。 エイリアンズやdrifterのように、なんとなく聴いただけで心をもってかれるようなキャッチーな曲が少ないので、慣れないうちはとっつきにくく感じてしまうかもしれません。 タイトルこそ浮力ですが、私にとってはすごく重量感というか、聞きごたえのあるアルバムです。 あわただしい通勤中に適当に流すのではなく、落ち着いた部屋でコーヒーの一杯も用意してじっくり聴く。 そんな音楽との向き合い方もたまにはいいんじゃないでしょうか。
8 人中、8人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
「夏の光」よろしくハイに舞い上がってしまっている,
By hiroharu "ystaguchi" (大阪府吹田市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: BUOYANCY (CD)
キリンジのインタビュー記事から高樹の言葉を引用すると、「初めはフォーク・ソングみたいな曲だったんです。」ということらしい。冒頭の「夏の光」について言及している。これは驚きである。「サイモン&ガーファンクルみたいな素朴な曲だったんですけど、家で色々リズムを組み立てたりしているうちに、もうちょっとハイな感じにならないかなって思ってシンセを入れたりして。パット・メセニーがトランスをやってる感じが聴きたいなって常に思ってて、結果的にこの曲がそれに近い感じになったかなって。 」この曲はキリンジの近年の傑作だと思う。「ハイな感じ」というが、サビの部分のそこはかとない哀愁は彼らにしか出せないテイストだと思う。聴いた後、じわっと身体が暖かくなって何度も聴きたくなる。繊細な味付けとはこのようなことを指すのだ。高樹の才能が遺憾なく発揮されている。 この曲に限らず、このアルバムの出来は全体的に非常に満足の行くものだと思う。高樹の詩がまたもや異彩を放つへんてこな温泉ソング「温泉街のエトランジェ」、泰行必殺のUSAカントリー風味の「ホライゾン!ホライゾン!」、トリップ・ソング「セレーネのセレナーデ」、「瓦が落ちてきて車の窓を割った」と台風の惨状を語っておきながらその曲調はとてつもなくポジティブと言う何ともシュールな「台風一過」、2010年版「サイレンの歌」である「空飛ぶ深海魚」、デビッド・バーンがボーカルを取る(笑)「都市鉱山」、本当はこの曲で終わってもおかしくないしっとりとした「アンモナイトの歌」、ボーナス・トラックみたいな収録のされ方である(曲調から言えばトップに入っていてもおかしくない)「小さなおとなたち」。 ちなみに、オリコンアルバムチャートでは2000年「3」の18位を2008年「7」が15位で記録を更新し、さらに今回の「BUOYANCY」で12位とさらに躍進した。アルバムの出来も良く、チャートアクションも芳しいとは何とも喜ばしいばかりである。私の心は常夏のここシンガポールで、「夏の光」よろしくハイに舞い上がってしまっているから、誰も邪魔しないでおくれ。
13 人中、12人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
油断しました,
By
レビュー対象商品: BUOYANCY (CD)
「セレーネのセレナーデ」「小さなおとなたち」「夏の光」を先にきいていて、どんなアルバムになるのか、期待は膨らんだものの、すこし不安もありました。でも、ちゃんと“曲者”が潜んでいて、安心しました。 正直、ラジオで1曲1曲きいていたときはピンとこなかった曲も、アルバムできくと、とてもよかったです。 きき込むほど好きになります。 「温泉街のエトランジェ」に至っては、私は中毒寸前です。
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5つ星のうち 4.0
おいしくて、胃にやさしい
腹7〜8分目にまとめた、 繰り返し聴けるアルバムだと思います。 決して物足りないのとは違う、... 続きを読む
投稿日: 17か月前 投稿者: ペンギン太郎
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