まあ、よく確かめもしないで買った私もいけないのですが、1年前に雑誌の特集として出したものを一部加筆しただけで、あたかも新作を扱ったMOOKのような顔をして出版してほしくないですね。
なので、2011年のジブリの新作『コクリコ坂から』の紹介の記事も載っていますが、むしろスタジオジブリのこれまでを俯瞰するような記事がいくつも見受けられます。過去の映画のポスターを並べてみたり、批評家と女優に作品解説をさせてみたり、BRUTUSらしい記事が並んでします。
そんな中でけっこう読み応えのあったのは、アニメーター大塚康生のインタビューと、ジブリプロデューサー鈴木敏夫と音楽家・武部聡志の対談、それにやっぱり宮崎駿のインタビューといったところでしょうか。
新作の監督・宮崎吾朗のインタビューもそれなりに面白くはありますが、もう少しつっこんだ話を聞けたら良かったのにと思います。