まず一言…ブーストオンのシリーズものでは正直一番面白い(というか良く出来ている)印象です。
シナリオ…いや〜、第1巻に続きやられました。
第1巻はPSP版「スクールデイズ」的な印象だったのですが、今回はまた全く違いますね。
「伝奇ラブコメ」という点では同じですけど、シナリオ展開にはまんまとしてやられたって感じでしょうか。
コレ一種の"叙述トリック"ですね、途中まで完全に騙されてましたよ(中々衝撃の事実でした。ただ、公式サイトの「白影の章」を見てしまうと一部ネタバレがあるので注意)。
エンドは第1巻と同様に(BAD)EndingNo.1〜4,Happy End,Happy End?の6種類。
今回は(第1巻を経たこともあってか分岐ポイントが理解し易く)割とスムーズにEnd1〜4まで順に見ることが出来ました。
今回は個人的に第1巻よりも「切なさ」や「感動」が増している印象。
本当にシナリオの最中何度「切ない」と思ったことか。
特に「End4」はBADにしては長いし、何て切ないエンドなんだ…と思いました。
それ位素晴らしかった。
"その続きの未来"とも言えるHappy Endも良かったですけどね。
因みにHappyの条件のヒント(キーワード)は一応オブラートに包んだ言い方をすると「夏希」「それ以外のキャラ」ですかね。
さらに因みに「Happy End?」はこのゲームをクリアしたご褒美シナリオのようなものです。
第1巻と同様「Happy End」&「End1〜4」を全てクリアすれば行きつくことが出来ますが、(途中からの)展開の仕方(会話)がマジでウケますw
それまでの本編とは180度打って変わって切なさとは無縁、肩の力を抜いて楽しめるかと(第1巻をプレイ済みだとさらに楽しめること請け合い…てかある意味夢の共演て感じで最高)w
キャラ…このゲームのキャラは個人的に本当に好きな人たちばかりです。
特にヒロインは誰もがツボですねw
「幸花先輩」「レン」は後の巻で攻略出来ますがそれが楽しみで仕方ないw
それからキャラの表情変化は(表情パターンが豊富だし)相変わらず秀逸で見ていて楽しいですよ。
音楽…OPテーマ曲は第1巻と変わらず、ムービーだけ違います(歌自体は相変わらず中々良い)。
ゲーム中のBGMもやはり場面場面の雰囲気に合っていますし中々良いです。
システム…正直この巻が延期されていない時点で分かっていたけどシステム面の欠点が改善されていないのは残念ですね(相手キャラの台詞時に2回クリックしないと次の文章にいけない、バックログの簡易ボタン(コマンド)がない、初めてor1回開いた後暫くしてからコンフィグを開く時ロードがやや長い等)。
ただ、オートモード(割と丁度よいスピード。人によってはやや遅く感じるか)やスキップの使い勝手は悪くないです。
アナログパッド(フェイズD)を使うことで物語が分岐していくシステムはゲーム性があって相変わらず良いと思います。
総評…このシリーズはこれで2作目ですが、第1巻に続き安定している感じ。
個人的には第1章以上に手応えを感じられました(End4の後半で何度か泣きそうになったし…てか泣ける。で、日常会話でのパロネタでの笑いもあるし、シナリオの緩急が良い印象を受けた。後半にいくほどののめり込んでいく)
PCゲームなんかの優良作と言える作品と比べても遜色ない出来にも思えます(まぁメインヒロインが主に1人で値段も安めな為ボリュームはそんなにないですが)。
この章をクリアして、第3章に対する不安は(個人的には)微塵もない(むしろ期待しかない)ですね。
ブーストオンのシリーズ商法は言わずと知れていますし、システム面の改善がなかったのは惜しいですけど、それを差し引いても…というかこのシリーズは(「たんていぶ」「次の犠牲者〜」と比べ)一番の当たりだと感じました。
素直にオススメです。