私はこういった類の「汝は人狼なりや?」を彷彿とさせる設定の作品が大好きなんですが
あまりその設定が活かせてないのでは…と第一巻をプレイし終わった時点で思いました。
こういう設定のゲームの醍醐味というのは、心理戦、駆け引き、プレイヤー同士の疑い等だと思うのですが
はっきりとプレイヤーがお互いを疑い出し、疑心暗鬼に陥ったのは三人目が死んでからでした。
疑う方も疑われる方も、それまでの緊張感が少なかったです。
ちなみに一人目、二人目と死んだ人達は「絶対この二人は序盤で死ぬだろうな…」と予想していたので
キャラが死んだ時の衝撃が薄かったし、驚きもありませんでした。
何か、この二人が必要な設定があるのかもしれないので一巻だけでは判断しづらいのですが
どうせなら、どのキャラも死ぬのが惜しいようなキャラ作りをすれば良かったのではと…と少し思います。
システムはイベントを起こしに各キャラの所へ回るようになってるんですが
序盤は全キャラに重要キーワードを聞きまわらないと先に進まないのが若干面倒くさかったです。
重要キーワードの他にも、ゲームに関する事、普通の話題といったキーワードがあったんですが
そちらの方は私は全く面白いと思わなかったので全て飛ばしました。
ようやく退屈な展開が終わり、皆が疑心暗鬼に陥って、これはきた…!という所で
お預けを食らったようにバッタリ終わってしまい、正直エンディングが流れてきた時は唖然としました。
えっ?!これで終わりなの?!という感じです。
これをわざわざ三部に分ける意味が分かりません。
この一巻はあくまでこの作品の導入部分なのでしょうが(おそらく)
それにしたって、あんまりにもあんまりな最後でした。それまでの展開も酷いです。
ルールや設定は本当に面白いのに、本当にもったいない。
私はボイスも途中でカットして進めていたので、5時間もあればクリアしてしまいました。
続きは真相は気になるっちゃあ気になります。
でも、ひぐらしやうみねこのような衝撃が無かったので、考察しようとも思いません。
正直、考察の幅があまりありませんし…ゲームを売る手法としては失敗したんじゃないかと思います。
第一、あと二巻もあるのにこの値段とこのボリュームでお金出せるかよ…って感じですね。
ただこういう設定がかなり大好きなので、なんだかんだ言いつつ楽しめました。