ロンドンベースで活動する面妖な日本人4人組バンド棒人間の1stフル。
しっかしながら、単純にサイケと言うには色々混じった感じを受ける、重苦しくて心地いいヘヴィミュージックです。
ディスク2枚組デジパック。収録時間は本編57分、EP+リミックスが47分でボリューム大です。
ブックレットも勿論付いてて良いんですが、如何せん取り出しにくい。あとCDも直入れでスリーブなどそういうのは付いてなかったのはちょっと残念。
メロディはかけ離れているものの、リズム感覚的なソレは、流石ロンドンで活動しているだけあってアクモンとかのそれに近いような気さえします。
サウンドはヘヴィでありますが、サイケデリックでいて、シューゲイザーやガレージパンク的な要素もふんだんに盛り込まれています。海外の評価としてフラワートラベリンバンドを挙げてあるみたいですが、確かにそういう雰囲気はあります、ただ違いとしてはずっと重苦しい音が捻くれている感じ。
ヴォーカルはキャッチーさと、甲高い声によるシャウトを使い分けています。若干好き嫌いが別れる声かもしれませんが、バンドサウンドの重さと比べたらずっと良い意味で軽快。軽くありながらサウンドを突き破る鋭利さを持ち合わせている声。バンドをより異質なものに導いているヴォーカルです。
個人的にはやはり両CDに収録のKoroshitai Kimochi、Maguroはかなりのキラーチューンだと思います。またYurayura Kaeruはかなり特徴的で好きな曲です。リミックスもかなり高水準なので、輸入盤よりずっと国内盤をオススメしたい。ただYurayura Kaeru (Dead Fader Remix)は聴いてて耳に突き刺さるので注意w
雰囲気としては八十八ヶ所巡礼が好きな人は確実に気に入るだろうというバンド。オススメです。