以前から興味はあったものの、「ルックスだけでは?」という警戒心でなかなか手を出さなかったViViD。
アニメ「BLEACH」で見て初回限定盤Bを購入した。
「BLUE」
Vocalシンの中世的な艶のあるハイトーンボイスが耳を引く。
ラップ、ターンテーブルのスクラッチ音の入り方が絶妙。
全体的にポップな感触だが、ロックのエッセンスも入っていてバンドのグルーヴが良い。
「CRISIS」
「BLUE」とはうって変わってヘヴィさが出た楽曲。
メロディはこちらもキャッチーだが、デスヴォイスでのラップ、ギターソロが印象的。
間奏は重く、歌が入る前にクリアな演奏になりとても聴きやすい。
付属のDVDは「BLUE」のPVの別バージョン。
全員白と黒の衣装統一。肌の露出が多いのと、メンバーのカメラ目線が気になる。
C.C.Lemon Hallでのライヴ映像はRiLという曲。
これが初めて聴いたViViDのCDなのでこの曲は知らないのだが、これも「CRISIS」同様
ヘヴィさとポップさが同居したライヴ映えする曲。
シンの声はライヴでも衰えることのないきれいなハイトーン。
音響が悪いのか演奏は重さが足りない気がしたが、ギターソロをちゃんと聞かせていた。
若いバンドだけあってボーカルのみならずギタリスト、ベーシストともに動きが軽く、
客を魅了するパファーマンスが達成できていると思った。
想像通り会場はバンギャルで占められていて、シンのあおりでV系独自のヘドバン、手振りと
一丸になっていた。
今の若手のV系シーンを見ていると超ポップかゴリゴリのハードコアか、と二極化が進んでいる
印象が強かったのだが、ViViDはその中間にあるような感じ。
ロックバンドの自意識が強いともっと重いアレンジをしてきそうな気がするが、
このバンドはポップであることにてらいがない。
ロックアレンジの効かせ方がかゆいところに手が届く感じ。
「CRISIS」のデスヴォイスはヘヴィーロックを聞いたことがない人には重く聞こえるかもしれないが、
何回か聞いているとかっこよく聞こえてくると思う。
ViViD入門編のみならずV系入門としても勧められるシングル。