「スーパーハッカーが教える、コンピュータ・ハッキングの基礎知識!」ということで、『ブラッディ・マンデイ』作中のハッカー、ファルコンがコンピュータなどについての解説本。
まずコンピュータがどういった歴史をもっているのか、どういった仕組みなのかから始まり、プログラミング言語やOS、インターネットに関わる用語や概念、最近話題となっているクラウドなど色々書かれています。一つの話題に対して見開き2ページから6ページでまとめており、自分のペースで読めるように配慮されています。
また初心者を想定してかなり噛み砕いた表現をこころがけているようです。マンガ『ブラッディ・マンデイ』の単行本の空きページに作中の用語解説を載せていましたが、あれが台詞調になっていると思えばイメージできるかと。あと作中のイラストカットが沢山使用されています。図解雑学シリーズなどの本で、解説のイラストにマンガの登場人物が出てくる版、かな。
マンガでインターネットやハッキングに興味を持った人が読むにはいいかもしれません。作中に出てきたやりとりを理解してよりマンガを楽しみたいという人ならうまく活用できると思います。
が、そうでない人からすれば中途半端なイメージは否めません。入門編であり広く浅く扱っている所為か専門性は高くないですし、かといって番外編や解説のマンガがあるとかそういったサービスもありません。コラムや十進BASICで実際プログラミングしてみる企画は面白かったのですが。
マンガのシーズン1を読み終えていない人は気をつけてください。『K』が誰か分かってしまいますので。