本巻では殆んど丸々クロエとミサキの過去の出来事が語られます。
どんな過去かというと…
来ましたよ来ましたよ、クロエとミサキの出会い話が。
初対面時にクロエがいくら声をかけても完璧スルー、シカトしてピアノを弾き続けるミサキ。
ようやく口を開いたと思えばこうです。
「私…のどがかわいたわ…」
「…何してるの?」
「私…のどがかわいたって言ってるのよ?」
「早く用意なさい」
ミサキの女王様ぶりに呆然とするクロエ。
第3巻でクロエとミサキの余りの甘々ぶりに赤面してしまったわたくしですが、
初々しいクロエと女王様ミサキの有り様もなかなかに新鮮で良いですねえ。
本巻では2人の不器用に歩み寄る様子が丁寧に描かれております。
もちろん、戦闘シーンも山盛りです。
クロエのルーキーらしい必死な戦いぶりもスピーディに描かれており、
物語の緩急を巧みに使い分ける高野先生の筆致が冴え渡ります。
少しずつ明かされる伏線の回収ぶりも見事の一言です。
そんな新鮮なクロエやミサキを御覧になりたい方は是非本巻をお読み下さい。