レビューの意味を大きく履き違えている者がいる。レビューとは、このサイトを利用する方への参考となるものであり、好評・批評どちらも存在してこそ意味があるもの。
「商品の批判をするな」
「批判する人はこの商品を作れるのか」
このような意見をよく見掛けるが、これは気に入った商品の批評を見たくないだけの、その者のただの感情論。特に、「この商品を作れるのか」という意見にはひたすら呆れる。我々客側は、商品を客観的に見て良品かどうかを判断しているわけで、それを作り出す必要など全くない。批評が多いということは、それだけその商品の質が悪いということを受け入れなければならない。もちろん、ただの暴言ではなく、他人の参考となるよう配慮してレビューを書くのは当然であるが、批評すること自体は悪ではなく、むしろレビューとしては当然のことである。
自身の感情を他人に押し付け、レビューの意味を損なわせる行為は即刻止めるべき。見ていて痛々しい。
長文失礼。さて、ここからが本巻の感想。
全てが仮面についての過去話ということで、多くの事実が明らかになるわけだが、作者はキャラ作りは非常に丁寧で上手のため、前巻までに比べて遥かに読み応えがあった。所々に小ネタを挟みつつも、過去と現在の話を非常にうまくまとめており、妙に納得できる部分も多い。
しかし、破面編開始から前巻に至るまでの戦闘については、疑念を持たざるを得ないようなことが多く、力のバランスが狂っている、および、あまりにもワンパターンすぎる戦闘が多いことも事実。ソウルソサエティ編の頃の新鮮味は無いと言っていい。戦闘漫画なのに戦闘が微妙では、魅力が薄れて当然だろう。
過去話の終了後からは護廷十三隊の全隊長格と残りの十刃の戦闘が始まるのだろうが、上記したような単純な戦闘ではなく、作者独特の描写を駆使した、魅力ある戦闘を期待したい。