21巻以降、急に井上織姫が特別視されだしBLEACH全体の物語より彼女に関する物語に力を入れて描かれているような印象を受けます。
その印象を最も受けたのが27巻でしたが、それ以降の巻もおさまるどころか益々濃くなってきている感がしますね。
今回も確かにグリムジョーと一護の再戦をメインとした回のはずなのに、それも織姫の「一護」を想う切なさ、健気さをアピールする為だけに描かれたとしか思えません。
久保さんは井上織姫がお気に入りなのでしょうか?
だったら、BLEACHを始めた時から脇役でも特別な存在だと臭わせていれば良かっただろうし、今更こうして全面に押し出されて「神」、「太陽」だと物語の中心にされても、今まで読んできた側からすれば不自然です。
それに何よりキャラクターについても問題があるのではないでしょうか。
織姫の気持ちが切ない、健気で共感すると感じる方も居られるそうですが、もう一度よく読み返していただいたほうが良いのではないでしょうか?
ルキア救出編でも彼女の目的は処刑されるルキアを救う為ではなく好きな相手、一護を守るためにきた。
そして今回も、彼女を想い無謀ながらも助けにきて、瀕死の状態に陥ってしまった仲間より自分の一方的に想いを寄せる一護が現れた途端、彼しか見えなくなり自分は動ける状態になったはずなのに助けに行こうとも考えない。
そんな女の行動、言動が共感できる方の思う健気さ、切なさなのですか?
一つの事に夢中になると他の事は見えないという言葉では済まされない状況ですし、そんなのは決して「一途」ではありません。
我々からすると自己中心的で自身に酔っている最低な人間としか感じませんし、何処が共感できるのか理解に苦しみます。
21巻以降評価が下がってきているのは物語の劣化よりもこんな女を中心とした内容を異常なくらい丁寧にタラタラと描いていることが大きな原因なのではないですか?
もっと違う人物を使っていればまだマシだったのに・・・
こんなに彼女を描いて何がしたいのでしょうか?
重要人物にしたいというアピールにしては度を越えていますし、人気にしようにもこんなにあからさまに描かれていると逆に人気を下げるだけですね。
BLEACHが好きで期待していただけに、こんな状態になりがっかりです。
今後も変わりそうもありませんし、ルキア救出編までのBLEACHから好きになった方にはおすすめできません。