~前作『Dクラッカーズ』に感動して、「あざの耕平」という作家のファンになった。だからこの『BLACK BLOOD~~ BROTHERS』は前評やジャケ買いではなく、あざの耕平のファンとして買った。
内容は、正反対の性質を持つ吸血鬼の兄弟が、ある目的のため吸血鬼の楽園と言われる「特区」を目指すというもの。最後には重要な秘密が明かされ、最初から飛ばしまくりのシリーズである。
一つのライトノベルとしてこの作品を読むならば、「おもしろい作品。続編が気になる」~~、そういう感想が多くを占めるだろう。だが、あざの耕平のファンとしてこの作品を読んだとき、「おもしろいけど、まだまだいけるだろ?」と思われるのではないだろうか。
そう。あざの耕平ならまだまだいけるはず。個人的にこの人はスロースターターな作家だと思う。だからシリーズものとして約束されたこの作品は、あざの耕平の本領を出す恰好の場。次巻~~、次々巻までには「あざの耕平」が見れると信じている。そういう期待を込めての、星5つである。~