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BIUTIFUL ビューティフル [DVD]
 
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BIUTIFUL ビューティフル [DVD]

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登録情報

  • 出演: ハビエル・バルデム, マリセル・アルバレス, エドゥアルド・フェルナンデス
  • 監督: アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ
  • 形式: Color, Dolby, Widescreen
  • 言語 スペイン語
  • 字幕: 日本語
  • リージョンコード: リージョン2 (このDVDは、他の国では再生できない可能性があります。詳細についてはこちらをご覧ください DVDの仕様。)
  • 画面サイズ: 1.78:1
  • ディスク枚数: 1
  • 販売元: アミューズソフトエンタテインメント
  • DVD発売日: 2012/01/27
  • 時間: 148 分
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.1  レビューをすべて見る (8件のカスタマーレビュー)
  • ASIN: B0067DDCOA
  • Amazon ベストセラー商品ランキング: DVD - 15,451位 (DVDのベストセラーを見る)
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商品の説明

内容紹介

世界を代表する巨匠イニャリトゥ監督が最も描きたかった物語

カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリを受賞した衝撃のデビュー作『アモーレス・ペロス』から『21グラム』『バベル』まで、
一貫して複数の主人公が複数の場所で織りなす独自の群像劇スタイルを貫いてきた巨匠アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督。
そして、この物語を我が父に捧げる」と語る本作は、これまでの作風から一転、一つの街バルセロナを舞台に、ひとりの男の生き様を描くことにこだわった。
本作で挑んだ新境地は、各国の映画祭で最高傑作との呼び声も高く、アカデミー賞外国語映画賞と主演男優賞にノミネートという快挙を成し遂げた。
また、監督が19歳の時に観て衝撃を受けた黒澤明監督作品へのオマージュとして、劇中に黒澤映画『生きる』のワンシーンを引用。

ハビエル・バルデムの魂の叫びに世界が震えた!
『ノーカントリー』でアカデミー賞助演男優賞をスペイン人として初めて受賞したハビエル・バルデム。
本作へ込めた監督の強い想いを全身全霊で受け止め「自らの限界に挑戦した」と語る通り、迫り来る死の恐怖に抗う男を演じ切った。
その迫真の演技で見事アカデミー賞主演男優賞ノミネートに加え、カンヌ国際映画祭で主演男優賞を受賞。
ハリウッドでは、ショーン・ペン、ジュリア・ロバーツらが激賞、特に、ショーン・ペンは観賞後15分も席を立つことも話すことも出来なかったと明かした。

【ストーリー】
これは、父が生きた証。
スペインの大都市・バルセロナ。
その華やかなイメージの陰には、厳しい現実と日々対峙する人々の暮らしがある。
その大都市の片隅で生きる男ウスバル(ハビエル・バルデム)は、妻と別れ2人の幼い子供たちと暮らしていた。
裕福とは到底言えない生活のため、日々の糧を得るためにあらゆる仕事を請負い、時には非合法な仕事も厭わず働くウスバル。
しかしある日、ウスバルに絶望が訪れる。
“末期がん”の宣告。
彼に残された時間は2ヶ月。
家族に打ち明けることもできず、着実に忍び寄る死への恐怖と闘いながらも、ウスバルは残されたすべての時間を愛する子供たちのために生きることを決意する。
愛、罪、運命、そして死。終わりを知ったものだけが見せる、力強く美しい人間の姿とは。

【キャスト】
ハビエル・バルデム(『ノーカントリー』)
マリセル・アルバレス
エドゥアルド・フェルナンデス

【スタッフ】
監督・脚本・原案・製作:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ(『アモーレス・ペロス』『21グラム』『バベル』)
共同脚本:アルマンド・ボー、ニコラス・ヒアコボーネ
プロデューサー:アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ、ジョン・キリク(『潜水服は蝶の夢を見る』『夜になるまえに』)、フェルナンド・ボバイラ(『海を飛ぶ夢』『蝶の舌』)
エグゼクティブプロデューサー:デヴィッド・リンド(『天国の口、終わりの楽園』)
アソシエイトプロデューサー:アルフォンソ・キュア

内容(「キネマ旬報社」データベースより)

『バベル』のアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督が、ハビエル・バルデム主演で描いた人間ドラマ。スペインの大都市・バルセロナ。妻と別れふたりの幼い子供たちと暮らしていたウスバルは、ある日末期がんで余命2ヵ月と宣告され…。

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お酒を飲みながら深夜に見はじめたけれど、約2時間半、まったく眠くならず、朝6時まで、ずっと醒めて見ていた。何度も「凄いな」と呟いた。イニャリトゥ監督×ハビエル・バルデムという組み合わせに惹かれて見たけれど、ふたりにとっての代表作になるだろうと思った。見るべき映画だと思う。涙がでなかったのは、この映画はカタルシスをあたえることを目的としていないからだろう。この映画は確かに一面ロマンチックだけれど、見た者に、貨幣の渦巻きとしての世界にリアルに向かい合う覚悟を求める映画だ。

映画を見る前に公式サイトを見たが、そこでイニャリトゥ監督が、この映画は「悲劇」だと語っていた。「ビューティフル」は、グローバル化する世界に対する運動や抵抗ではなく、その中で生まれるリアルな悲劇だ。精神を病む妻や子供への愛、搾取されるセネガル人や中国人へのほどこし、みずからに対する矜持、死にゆく者との共振、生に向かう力。展開するエピソードは、ウスバルの行動が倫理や愛に結びつく可能性を仄めかす。しかし、それらはことごとく傷つけられ、失われてゆく。「美しい」のは、行動の可能性としては残されていない、彼の倫理と愛ではないか。

僕は、この映画に顔を出すスピリチュアリズムとロマンチシズムこそ重要な要素だと思った。どんな社会であれ、そこで生き、死ぬ人は、いつでも現実に囚われない物語を作り、継承し、非合理な癒しを求めるのだろう。死に残酷に対面させられて、みずからの責任による大量事故死にぶつかって、ふつうの人間がリアリズムだけで生きられるとは思えない。ウスバルはふつうの人の極限を生きる人と思って、僕は見ていた。ケン・ローチのようなリアリズムを僕は評価するけれども、個人的な好みからいえば、僕はこのような映画の方が好きだ。貨幣によって生きぬくしかないグローバル社会の中で、貨幣を片手に強く握り締めながら、それ以外のものをもがきながら求める姿は、世知辛いこの社会に埋没せず、強度ある光を放っている。
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3 人中、3人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
いかに生きるべきか、人生の半ばとなり、死ぬまでに一体何が自分にできるのか、自分の中に焦りがありました。
マザーテレサのような人がいる、宮沢賢治のような人がいる、星野道夫のような人がいる、少しでも近づきたいと思う。
毎日、生活してゆくのにせいいっぱいで、できるだけ人のためになる仕事がしたいと思いつつ、
疲れ切ってしまう日々。
名誉や人からの賞賛や、そんなものを求めていたのではないかと反省。
貧しい環境の中に生き、過酷な運命の波に翻弄されて、そんな中で、少しでも人が幸せになれるようにつとめてゆくこと、
すごいなあと思いました。ウスバルが受難に生きるキリストのように思えました。
そうして、だれもがそんなすばらしい生き方ができるのだなと思いました。
このレビューは参考になりましたか?
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 一色町民 殿堂入りレビュアー トップ500レビュアー VINE™ メンバー
本作の題名のビューティフル(biutiful)は、スペルが間違っています。主人公が娘に教えるエピソードから取っています。

 イニャリトゥ監督は、カンヌ映画祭監督賞受賞作となった「バベル」では、各国のいろんな関係無なさげな人々の物語を綴ってゆき、それがやがて交わるという描写法を採った。デビュー作の「アモーレス・ペロス」もそんな感じだったし、そういうのが得意というか、好きなんでしょう。
 今回はスペインの都市、バルセロナに住む男一人だけを追った物語。しかし、イニャリトゥ節は健在です。(笑) ハビエル・バルデム演じるウスバルは、ひとすじ縄ではいかない男だ。「余命2カ月を宣告された末期癌患者」で「死者と交信できる霊媒師」で「薬物依存の妻と離れ子供2人を養育する父親」で「不法滞在の外国人に仕事を斡旋する男」。これ、どれかひとつだけでも違う映画が撮れるよね。たとえば、「シックス・センス」に「おくりびと」を足したような映画とか。
 
 主人公は不法滞在者に仕事を斡旋して稼いでいるが、決して悪徳ではない。だけど、裏社会の住人であることに違いはないから、社会福祉とは無縁。自分が死んだら10歳に満たない息子たちの面倒はだれが見るのか。家賃はだれが払うのか。その悩みは切実だ。映画は胃が痛くなりそうなこの状況を、これでもかというほど生々しく、リアリティたっぷりに描いてゆきます。
 監督の演出力は、最初の子供たちとの食事シーンから象徴的で、まず、安い魚と白砂糖とシリアルという類型的なメニューからは、この一家がすごく貧乏であることがわかる。余裕がないからこそ、父親がイラついていることも、息子への叱責シーンですぐにわかる。その後のおねしょにかかわる会話のやりとりからは、しかしこの父子に強い愛の絆が存在することが描かれている。この食事の一連のシーンで、観客は多くの事を知る仕組み。ホントに上手い。
 すべての演出は間接的に、決して説明的にならないよう、慎重に作品世界に観客をいざなってゆく。

 ひとつだけ説明不足と感じたのは、主人公に本物の霊能力がある設定について。そういう超常現象の入る余地があるようなドラマとはまったく想像していなかったので、少々戸惑ってしまいました...。
 いずれにしても、尾を引く後味のドラマでした。   
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