一人クリアしたてでの感想ですが、一言で言うと、何も残っていない。
キャラクターの立ち絵は力が入ってちょっと胴長気味ながらも好感が持てます。
それ以外はどうなんでしょうか。
ファンタジーを表現するとき、どんな文化圏で、どんな暮らしをしているのか、
それが伝わらなければ本当にただの絵空事になってしまう気がします。
神様を大切にする世界らしいですが、それが説明的にしか伝わらない。
主要キャラクター以外はほとんど登場しないため、世界の危機もいまいちピンときません。
敵モンスターの造形もどこかで見たような、しかも残念ながら稚拙な印象です。
主人公も神官見習いと言う設定で可愛いのですが、格好はどう見てもコスプレです。
正直どんな世界観をもってこのゲームを作ったのかが理解できませんでした。
そんなどうにも骨子を感じづらい世界で、やたらと「愛」「愛」と連呼されても、
書き割りの背景で見せられる三文芝居の様でちょっと・・・
主人公の武器(?)のi-セプターって名前も、なんか世界観と一致してないような。
恋愛面でもこの調子で、純粋な主人公にほだされて、いつの間にか仲間になりはしますが、
恋愛してるような感覚もないままエンディングでした。
クリア後に確認したらそのキャラクターのベストエンディングと表記されていて驚きました。
スチルも欲しいところには表示されず、表示があってもなんだかデッサンが微妙な感じなので、
それなら立ち絵のパターンを豊富に用意して欲しかったところです。
とはいえ、エンディングの種類は19あるようで、すべてにたどり着ければ評価も変わるのかもしれません。
ただ、2周目をやる気力が起きないのもまた事実。
タイトルがSFチックなので、内容とどうつながるのかと期待してたんですが、
雰囲気は今のところ全くつながりません。
主題やシステムはいいと思うんですが、どうしてこんな盛りつけにしちゃったんでしょうか。
期待しすぎたのかなぁ。