毎年大勢の卒業生が音大から世に送り出されています。
しかし彼ら/彼女らに、「音楽を仕事にする」とはどういうことなのか、根源的なところを深く見つめる機会が学生時代に十分にあったでしょうか?この本には、夢を語るだけでなく、それを実現する具体的なはじめの一歩がたくさん書かれています。意欲が空回りしかねない若い音楽家に、ときにやさしく、ときには厳しく叱咤激励の口調で、地に足のついたアドヴァイスを与えてくれます。
自分のキャリアは、誰かに与えられるものでなくて、自らで築き上げるもの、という本書に流れる通奏低音は、音楽家に限らず、全てのビジネスマンの仕事に対する姿勢にも通じるように感じました。