沖縄にゆかりのあるアーティストがカヴァーしたトリビュートアルバム。
抜群の安定感を見せるのは、かりゆし58による「恋しくて」。海岸沿いのハイウェイを吹き抜ける風を思わせる爽やかでポップな作品に仕上がっている。異彩を放つのはミャークフツ(宮古島方言)シンガーである下地勇による「NO MONEY BLUES」。歌詞もきちんと宮古島方言に訳してあって(つまり何を言っているのかさっぱりわからないのだけれど)、泥臭い下地の世界にどっぷりと浸かることができる。異彩といえば2side1BRAINによる「三線の花」もおもしろい。スクリーモと呼ばれるハードでヘヴィなロックを奏でる彼らの持ち味が存分に発揮されている。注目株である。これら3曲以外では、玉城千春による「ラブソング」、MAXの「愛が走る」、やなわらばーの「防波堤で見た景色」が耳にすんなり入ってきた。原曲の良さのせいもあるけれど。
他の参加アーティストは、Cocco、MONGOL800 & MAJESTICS、ISSA、ポニーテールリボンズ、バーボンズ、D-51。