旧版のビーストバインドのサプリメント集。
内容としては
・リプレイとプレイエイド
このサプリメントで新しく導入された新ルール・新アーキタイプを取り入れたリプレイ。
ゲストとして漫画家さん2名が参加され、36Pの大作です。
プレイエイドは、「ビーストバインド」のプレイ指針がリプレイ形式で解説されています。
本作は、癖のあるシステムなので初心者にはありがたいですね。
・新アーキタイプ追加「増殖体(バイオアーマー)」「妖精(フェアリー)」
「増殖体」は生きた鎧を身にまとい肉弾戦を得意とする戦闘専門タイプ。
某強殖装甲漫画をイメージしています。
1ラウンド無防備状態になり次のラウンドで敵を殲滅する『究極破壊砲』など戦闘系のありがちな
シチュエーション技が満載です。
「妖精」は、手のひらサイズの小さな体を生かした偵察を得意とする補助・情報収集タイプ。
いかにも妖精らしい変わった技の他、敵を足止めしたり撹乱する技が多いですね。
味方の達成値を上げる技「やっちゃえ!」は万能なので活躍の場も多いはず。
・魔物アーキタイプの追加技
ルールブックの基本魔物17種類の追加技。
それぞれの魔物をより特徴づけるような技が多いですね。
・人間アーキタイプ
魔物だけでなく人間も人間性を消費して様々な効果を発揮できるようになりました。
人間だけでなく半魔が人間の姿として取ることが可能です。
MMMや自衛隊退魔部隊など半魔の敵となっている組織にもなれ、基本ルールブックでは
大して強くなかった人間も、これで強敵に変身します。
魔物として覚醒していない人間や、某スタ●ド使いを表現するアーキタイプ等もあります。
PCとして使うにはGMの許可必須のバランスです。
・使徒(アポストロ)と王国(ドミニオン)ルールが追加
基本ルールブックでも触れられていたこの2要素についての詳細なルールです。
ぶっちゃけて言ってしまうと、使徒ルールは中ボス作成用。
王国ルールはビーストバインド版のダンジョン作成ルールと思ってもらえば早いですね。
旧版ビーストバインド唯一のサプリメントです。
お勧めはリプレイ「ひとひらの雪」、自らのエゴと絆の間で揺れる半魔の生き様がよく出ていて
このゲームの雰囲気を理解するのにはもってこいの一品ですね。