サンデーで毎週読ませてもらってます。
まだ、始まったばかりなので、先のことはわかりませんが、
タイトルの通り名作になりうる可能性をもった作品だと私は思います。
特別画が優れているわけでも、オリジナリティあふれる話でもありません。
けれども、描かれているキャラクターや物語は読者をぐっと引き込むのに十分な訴求力とパワーを持っています。
近年のパターン化された方法論(ジャンプ方式)が幅を利かせる少年誌でこのような漫画は成功しにくいのが現実です。
作者さんも編集さんもそれは承知の上だと思います。
短期的にみれば、
キャラの属性を際立たせ、押し付けがましい感動や、
取ってつけたような「友情」『絆』を描いた漫画のほうが
作り手にとっては負担がかからない上に、すぐに金になります。
子供だましの方法論自体は悪くはないと思います。
ですが、あまりにそれが氾濫してしまったし、
また、それが独自の進化を遂げてしまって、さらに定着してしまった現在において、
読者がだんたんと、それに飽きつつあるのではないかと私は思います。
砂の落ちきった砂時計を眺めるのが退屈なのと同じです、
砂の色や形を変えてその場しのぎをするくらいなら、
いっそのこと、ひっくり返してしまえばいいんです。
(下手くそな比喩ですみません)
基本はそのままに一見、今流行の作風に背を向けているような
この作品に今の読者がどう反応するのか私にはわかりませんし、
まだ始まったばかりです。
これから先のことはわかりません。
ですが、是非手に取ってみるべき作品だと私は思います。
お勧めです。