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28 人中、21人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
北乃きいと伊藤歩の上手さが光る,
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レビュー対象商品: BANDAGE バンデイジ 2枚組 (本編BD+特典DVD) [Blu-ray] (Blu-ray)
手持ちカメラの映像と長回しの多用。ドキュメンタリーのような撮り方が、観客と登場人物たちとの間に、一定の距離を保つ。この距離感がとてもいい。今起こっていることをそのまま描いているのではなく、少し時代を置いてから当時を振り返る回想のような雰囲気を出していて、それが90年代の青春を描いた物語によく合っている。
また、ミュージシャンたちの描写に生々しいリアリティーがあるのは、自身が音楽プロデューサーで、音楽の世界を知り尽くしている小林武史が監督しているからでしょう。 物語は、バンドのメンバーや業界人の視点ではなく、あくまでも女子高生アサコの視点で描いたのは大正解。音楽業界という非日常的な世界に、観客がファンの立場からスッと入っていける。 描くのも甘ったるい青春や友情ではなく、嫉妬や確執といった複雑な人間関係にまで言及し、内幕をのぞき見したい好奇心を刺激する。 マネージャーが味わう、音楽の理解者でありながら創作には手を貸せないもどかしさ。それを乗り越えて商売にするための戦略を練る姿をちゃんと描くことで、ミュージシャンの成功と挫折という在りがちなエピソードだけでなく、そういったアサコの人間的進歩をきちんと盛り込んでバランスを取り、映画はいい意味で普遍的になっていた。 赤西仁はあまりカッコいい役ではないが、軽薄に見えて、意外と音楽に純粋な等身大のミュージシャンを好演。北乃きいはいつもながら上手い。そして、ミュージシャンとしての夢を諦め、LANDSのマネージャーとなった女性を演じる伊藤歩がとても良かった。バンドを売るため商売優先で動いてはいるが、どこかに純粋に音楽を愛する気持ちも持っていて、自分に嫌気が差している。そんな気持ちが切々と伝わってきた。 印象的だったのが、青春の夢に別れを告げ、大人の世界に入ったアサコが、ラストで、かつての夢がまだ消えずに残っている自分自身に涙するシーン。 音楽への愛も、音楽業界の人々への愛も感じさせる佳作でした。
9 人中、6人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 4.0
感性や経験で差が出る映画です,
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レビュー対象商品: BANDAGE バンデイジ 2枚組 (本編BD+特典DVD) [Blu-ray] (Blu-ray)
赤西仁目当てで観ましたが、途中から涙が止まりませんでした。
映画自体は特にどうという話ではなく、女子高生アサコの成長物語といった方がいいような感じですが(主人公はアサコだと思います)監督が音楽業界の人というだけあって登場人物がそれぞれ音楽に対する思いや悩みはリアルだと思います。 いかんせん、ドロドロと説明されていた業界裏話的なものは全然甘い描写でしたが(苦笑) ただ、自分がこのバンドブームに浮かれてた時代を知っているのと、バンドやメンバーの存在理由や重要性に対する思いがドンピシャにはまっていて、かなり琴線に触れましたね。 楽曲も映画より前に聞いた時はつまらないと思いましたが、観た後はとても理解でき大好きになってしまいました。 小林武史を侮っていた自分に完敗です(苦笑) 役者はそれぞれがとてもはまっていて、続編というかあのバンドがもっと観たいです。 ユキヤのLANDSへの思い、アルミのナツへの苛立ち、そしてアサコがラストに観る歌うナツの姿が神々しいばかりに美しくて胸に焼きつけられました。 演る方でもファンでもバンド系に係わったことのある人とそうでない人では全然感じ方が違うような気がします。 私にはとても好きな映画の1つになりました。 惜しむらくは杏ちゃんの意外な歌唱力が堪能できるサントラがないっていうことでしょうかね。。
6 人中、4人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
5つ星のうち 5.0
怒りの表現,
By あたま炭酸mori "肴" (千葉県香取市) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: BANDAGE バンデイジ 2枚組 (本編BD+特典DVD) [Blu-ray] (Blu-ray)
赤西仁という男の表現力には目を見張る物がある。勿論名演、怪演というわけではない。 ただ稀有な素質を持ち合わせている。と思わせるシーンが所々見受けられた というのはシーン66のアサコに怒鳴るシーン 静かな部屋に響き渡る「ナァッ!」 それだけではなくベッドから起き上がってからギターを弾くまでの長回しであそこまでのものを1テイクでする並外れた集中力 凄く端的に書いてしまったが、バンドの葛藤は伝わってきたが心理描写が希薄だったかな。 でも全体的に音楽映画として充分に満足出来る内容だった 赤西仁のポテンシャルには驚かされた。小林武史、岩井俊二両者の口から白羽の矢がたったのも頷ける ただユキヤのカツラだけはいただけなかったな(笑)
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