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B29撃墜記―夜戦「屠龍」撃墜王樫出勇空戦記録 (光人社NF文庫)
 
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B29撃墜記―夜戦「屠龍」撃墜王樫出勇空戦記録 (光人社NF文庫) [文庫]

樫出 勇
5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

眼前にせまり来るB29の巨大な機体に、必殺の三十七ミリ砲の引鉄をひく―。対大型機用に開発された二式複座戦闘機「屠龍」を駆って、“超空の要塞”に挑んだ陸軍航空のエースが綴る感動の空戦記。日本重工業の中枢・北九州に襲いかかるB29と本土防空隊との熾烈な戦いの日々を克明にとらえた迫真のドキュメント。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

樫出 勇
大正4年、新潟県に生まれる。昭和9年2月、所沢飛行学校入校(1期生)。10年11月、卒業。14年9月、ノモンハン航空戦に参加。その後、少尉候補者(21期)として航空士官学校に学び、16年10月、少尉に任官。18年4月、中尉。20年5月、武功章を授けられる。20年6月、大尉(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

登録情報

  • 文庫: 176ページ
  • 出版社: 光人社; 新装版 (2005/02)
  • ISBN-10: 4769822030
  • ISBN-13: 978-4769822035
  • 発売日: 2005/02
  • 商品の寸法: 15.2 x 10.4 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3  レビューをすべて見る (10件のカスタマーレビュー)
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52 人中、51人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By panic
陸軍のB29撃墜王である樫出勇大尉の二式複座重戦闘機「屠龍」による壮烈なる空戦記録です。陸軍航空は海軍航空の華々しさの影に隠れて、一般にはあまり知られていません。

本土防空に活躍され、あの「超空の要塞」B29を26機も撃墜した空の勇者が書き綴った迫真の空戦記録。B29を26機撃墜とは・・・。小型機の撃墜王とは、まったく違う凄まじい記録です。豊富な経験談だけに、その空戦描写は、あたかも読者がその修羅場にいるかのような臨場感をもっており、激しい戦闘の様子が容易にイメージできた。

戦闘の様子は実に詳細に書かれおり、本書の大半以上を占めているが、戦争そのものや政治に関するものは何一つなかった。「命を的に戦ったわれらの戦争はいったい何だったのか?よくわからないと言わざるを得ない」としている。まさしく戦闘機一筋の人であり、戦後も苦労したようだが、「人生において、B29撃墜よりも難しいことはない」と語られているのが印象的でした。機銃の弾幕の中を「忍」の一字で耐えながら突っ込み、激突直前の数十メートルまで近接、自慢の37ミリ砲をぶっ放す・・・。一撃必殺。
屠竜に搭載された37ミリ対戦車砲の威力には度肝を抜かれた。一撃でB29を屠るとは・・・まさにその名のごとく竜を屠る重戦闘機だ。

また屠竜には20mm上向き銃(海軍では斜銃という)も搭載されているが、海軍の「月光」などでは主装備であるにも関わらず、ほとんど使用しないと書いてあったのも意外でした。事実、発射したという記述は一切ありませんでした。

B29に体当たりして同時にニ機撃墜の大戦果をあげた野辺軍曹。たとえ国土防衛のため、同胞、家族を守るためとはいえ、どのような心境だったのだろう。戦果が上がらず責任を感じていたようだが、その凄まじい闘魂と責任感には脱帽する意外にない。このような先輩方の屍の上に、今我々の生活はあるのだとつくづく感じる。

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23 人中、22人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
大東亜戦争さんも書かれていたように、臨場感溢れる「武士(もののふ)」の戦場に圧倒されます。
同じ光人社の『ドイツ本土戦略爆撃』が、英米独の航空機の性能や作戦の記述に留まり、
また両国とも未熟ながらレーダーを持っていて、それを用いた戦闘だったが
こちらの屠竜は探照灯の明かりだけを頼りに追撃、攻撃しているさまは
地上からも眺められたわけで、まさに迫真です。それから、37ミリ砲を装備した
戦闘機がホンマに撃墜できるのか? という素朴な疑問を、一瞬で吹き飛ばしました。
彼我の戦力に圧倒的な差がありますが、もし、屠竜部隊があと10もあったら
本土は丸焼けにならなかったのではとさえ思いました。
一機の月光が斜め銃で、一晩にB29を5機撃墜した記録も読んだことがありますが、
日本の双発戦闘機の性能は、ドイツに負けないものだったように思います。
とにかくスゴイ。
ただ、カバーのイラストがB29だけなのがとっても残念です。
模型ファンには屠竜の機首をガラス張りにしているトンマなモデルを作る人もいますので
いま一度、紫電改や雷電、月光ばかりでなく、屠竜に注目する人々が増える事を祈ります。
このレビューは参考になりましたか?
16 人中、15人の方が、「このレビューが参考になった」と投票しています。
By 佐藤
 著者樫出大尉ら「屠龍」戦隊の勇戦奮闘、必殺の気合いはもちろんのこと、その戦いが実はきわめて冷静、科学的な手段を駆使した集団的戦闘であったことがわかり、読書中驚嘆すること一再ならず、であった。

 一般に、本土防空戦を含めて、さきの大戦全般について私たちが吹き込まれていることは、

「合理的・科学的なアメリカの戦い方に対し、精神主義一点張りの非合理的・非科学的な無謀な戦いを、主として陸軍が挑んで、日本を不幸な目に陥れた」

…というようなところであろうか。だが、本書を一読すれば、相当な認識の変更の必要性を意識させられるはずだ。

 空戦記録というとまず第一のベストセラーは坂井三郎氏の「大空のサムライ」が筆頭に上げられるが、そのあまりの大ヒットのために、海軍は科学的、陸軍は非科学的、との印象をもってしまう。 ところが例えば、一般に「陸軍は無線機の性能が劣悪で、使い物にならなかったためにまったく使用せず、航法などもまったくなく、前時代的な空戦をしていた」というようなことが、すくなくとも本土防空戦における樫出大尉らの屠龍戦隊においては、まったくの認識の誤りであることを感じ取ることが出来る。樫出氏らの戦隊は、無線機をフルに活用して情報と戦況を交換するとともに地上部隊と緻密な連携をはかり、それに基づいて確実・冷静に戦っていることがはっきりとわかるのだ。その結果がいかなるものであったかは、本書の一読をお勧めする。

 思うところ、私たちが「邪にして弱かった」、のではない。敵が「大きかった」ということであろう。あくまでも、アメリカが「正しく強かった」のではない。アメリカは「邪にして大きかった」のである。本書の読後感のみをもってそこまで言うことは、述べるに過ぎていることは否めないが…。
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投稿日: 2009/7/25 投稿者: にゃんぽこりん
あっさりした内容
かなり期待して読んだのですが、割にあっさりした内容で
少しばかり肩すかしを喰った感じです。... 続きを読む
投稿日: 2007/9/27 投稿者: hohe
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