他の方のレビューのとおり、新章に突入します。
雄介の章になるようです。
ストーリー等は、他の方のレビューにあるので、割愛しますが、
まず、久々津がお気に入りのキャラだったので、再登場は嬉しい限り。
一言でいうなら、幸せそうで何より、といったところでした。
ですが、幸せを手に入れた彼の今後はちょっと心配ではありますね。
そんな彼を幸せにしてくれた新キャラも良い味を出しています。
ぞわぞわとさせてくれる、なかなか気味の悪いキャラです。巨乳美女です。今後の活躍に期待です。
この巻に限らず、この作品の個人的な魅力といいますと、
気味の悪い世界観や、グロテスクな描写…などもあるのですが、
やはり1番は、すべての物語が最終章へ結びつく、といった点でした。
バラバラに見える、関係の無い物語に見えるものが、1つに結びついたときの感動や衝撃は、やはり堪らないものがあります。
この巻においては、希望から絶望への転落が非常に印象深いものとなり、見せ方としては巧いなぁ、と思いました。
また繭さんと小田桐さんの対比がとても巧いです。
繭さんは、基本的に的確な発言しかしないので、小田桐さんが大騒ぎしている最中には、大抵黙っていますw
小田桐さんの人間らしい、愚かな考えも、やはり同意できる部分があり、
繭さんの同情の無い、辛辣かつ、的確な言葉も、やはり同意できる部分があり、
此処は本当に一切のブレがありません。
小田桐さんの言葉1つで、救いにも命取りにもなり、
繭さんの言葉1つで、救いにも命取りにもなる。
この2人の言葉が、その者達の末路を決めると言っても過言ではなく、この2人の考え方の対比は、この作品の面白味だと、思っています。
巻が進む事に面白くなっていく今作品。次巻も楽しみにしています。