惚れ惚れするイラストに彩られた、残酷で切なく醜悪に美しいミステリアス・ファンタジー。今巻はいよいよ「狐」と対決です。 前巻で受けたショックから立ち直れない小田切。あさとに単身戦いを挑み、囚われる白雪。彼女を助けるために、繭墨の元に戻った小田切だったが、そんな矢先に繭墨あざかは殺され、その遺体は無惨にも引き裂かれ、マンションの部屋中に撒き散らされていた… 今まで登場した全てのキャラクターが再登場する今巻。狐の過去と、これまでの被害者が狐にした願いが明らかになり、長く続いた因縁も、いよいよ決着となりました。 今までただ逃げ、叫びを上げるだけだった小田切が、初めて繭墨あざかの力も指示もない中で、事態の解決に奔走します。…成長したなぁ、小田切君(笑) いつも通りの美麗なイラストに、感激しながら読ませて頂きました。