とにかく面白いです。そして、主人公の山田がかわいいです。
深夜アニメは、いつもはなんとなく暇つぶしに見る程度で、これもなんとなく見始めたのですが…
びっくりするくらい面白かった。
アニメのレビューを書くのは初めてですが、この作品はぜひ紹介したい!と思い、書いています。
H友100人作る!との目標があり、手始めにチェリーくんである小須田くんをターゲットとする山田。
はじめは、男性向けのちょっとHなストーリー?などと思っていたのですが、回が進むにつれ、
違うことがわかりました。そして、どんどんこの作品に惹かれてしまいました。
良質なコメディであり、かつ非常に純粋なラブストーリー。第1回や第2回にもキュンとする
場面が多少ありますが、回が進むにつれて、そんな場面が増えていきます。
第3回(第6話)のラストでは、ザ・青春!なシーンに思わず涙が…。しかも、それ以降は
毎回そんな場面が。
かといって切ないばかりではなく、基本はコメディ。コメディ部分がまたとても面白く、
夜中に噴き出してしまうこともしばしば。声を出すほど笑うって…と、自分でも驚きでした。
30分の間に泣いたり笑ったり、切なくなったり。ほんと、こちらを落ち着かせてくれません。
恋する乙女になっていく山田を見ていると、「頑張れ山田!」と応援したくなります。
なかなか素直になれない彼女。初々しくて、いとおしいです。
山田は普通の女子高生よりかなり純情だとは思いますが、初めての恋ってああだよなあ…と、
自分が高校生だったころを思い出させてくれます。
そう考えると、この作品のよさは、もしかしたら今現在学生の方には伝わりにくいかもしれません。
もちろん良質のラブコメなのですが、10代ならではの不器用さなどがうまく描かれているので、
20代半ば以降だとより楽しめるのではないかと思います。
この作品、原作は男性誌に掲載されているようですが、作者は女性なのですね。
どうりで…という感じです。最近のアニメって、女の子がいかにも男性好みというか、現実に
いなさそうな感じなのですが、山田や竹下(山田の友人)にはリアリティがあります。
もちろん山田のHへの思考はぶっ飛んでるんですが、ひとつひとつの言葉や思考が、とても
女の子らしいんです(私も女)。
山田が恋する小須田くんも、とても地味なんですが、要所要所でポイントを押さえてる。
「ああ、これは惚れちゃうよ…」と思うようなセリフを言ってくれるし、誠実。
このあたりも、「え、どうしてこの男の子がモテてるの?」みたいな、アニメにありがちな
キャラではなく、好感が持てます。
性に関しての捉え方も、リアリティがある気がします。子ども向けのマンガだと全く
Hに触れませんし、最近の少女マンガは扇情的に扱ったりするみたいですし。
実際は、この作品くらいが普通なんですよね(H友が〜とかは別にして)。
経験がある子がいて、興味がある子がいて。実際その場になったら「どうしよう!」と
パニックになったり、それを友人に相談したり。そこがよくできているのも、懐かしい
気持ちになる理由です。
正直、アニメのスタッフさんには詳しくないのですが、きっと優秀な方々なのでしょうね。
あっという間で、けれどとても濃密な30分。前半の15分はあっという間に終わりますが、
盛りだくさんなのでそこでかなり満足。「まだ15分残ってる!」とワクワクし、その15分で
さらに満足。
こんなにアニメにワクワクしたのは、何年ぶりだろう…。
いやらしさは感じず、むしろ甘酸っぱいアニメ。
このレビューをご覧になったみなさんも、ぜひどうぞ。女性にもオススメです。