5年ぶりに復活したPleasure! GLORY DAYS、私は日産スタジアムに参加しました。
今回のツアーであった、「SOUND JOKERコーナー」20年前に初めて、ふたりがセッションしたときの様子がステージ上で再現されましたが、そのときの詳細が、この本の冒頭、最新インタビューで語られています。当時をなつかしく回想している、ふたりの様子がリアルに伝わってくるので、今回のライブに参加された方は、より楽しめると思いますし、参加できなかった方も、B'z結成秘話(?)をふたりの口から聞けるような、楽しみができるのではないでしょうか。
大ボリュームのとりおろしインタビューは、「B'zのふたり」「松本さん」「稲葉さん」と3つのバージョンからなっていて、B'zのふたりが出会ったときのこと、最初に松本さんが、稲葉さんに言った言葉、そして20年の様々な出来事、思い出などを回想しながら語っているのが、新しいファンにも、昔からのファンにも興味深く読めると思います。デビュー当時の厳しかった時代のことや、CDの売り上げ枚数などについて、飾ることなく、ありのままに、過去のこと、現在のことを話している感じが斬新で驚きです。
文字をたくさん読むのが苦手という人にも、オススメできるのは、垂涎ものの素敵な写真が満載な点です。最新のツアーであるACTIONからのライブ写真は、よくぞここまで! というくらいに、セクシーさ! 躍動感、疾走感あふれる写真ばかりです。写真集なみに、カラーページで80ページあります。本が大きいので、写真も大きく迫力があります。
さらに、ソニーマガジンズの音楽雑誌、GB(ジービー)や、パチパチなどで撮影された、90年代前半からの写真は、当時、その雑誌にしか載らなかったものなので、たいていのファンの方にはかなり新鮮に楽しめるのではないでしょうか。Pleasure GLORY DAYSでビジョンで流れたような、今では笑ってしまう昔のB'zが満載です。
この本を読むことで、改めてB'zのすごさ、20年間の努力や苦労や意志の強さなどに感動できる内容だと思います。そして、この本を読み終えると、なぜか、よりB'zを近くに感じて、過去のB'zのアルバムなどを聴きたくなるような本です。
20年分のライブのセットリストや、すべてのCDのレビューなども含めて、20周年区切りの年の集大成としてB'zファンならば必携の本といえるのではないでしょうか。できれば、最近は、少しB'zの音楽から離れてしまったというような、かつてのファンの人にも読んでほしいなと思う、B'zの20年がぎっしり詰まった一冊です。