本作は1970年代中期から1980年代初期のテレビ東京における昼と深夜の洋画劇場の定番作品だが、厳格かつ有能な艦長を主役に据えたストーリーも悪くなく、良くできた戦争映画の一つ。
映像面でも当時の米陸海軍海兵隊の全面協力により、沖縄戦前に両用作戦艦艇がウルシー泊地に集結した映像を再現したのを含めて、第二次大戦時の両用作戦部隊の映像を見事に再現した映像は圧巻であるし、神風特攻機の突入シーンを含めて対空戦闘のシーンを全部実写と特撮で撮って再現した映像は実に素晴らしい(神風攻撃の映像では、輸送艦の廻りを5in砲を撃ちながら駆逐艦が走り回り、輸送艦が突入してくる特攻機に40mm機関砲と20mm機銃を撃ち上げる緊迫感のある再現映像を見る事が出来る)。この他にも上陸用舟艇母艦での舟艇の出撃及び揚収シーンや、艦内におけるダメージコントロールの様相の再現映像を見る事が出来るなど、軍艦好きなら堪えられない映像を数多く見る事が出来ることも本作の魅力の一つと言える。
総じて本作は戦争映画好きなら見ておいて損のない作品と言えるが、現時点で日本語版が入手出来ないのは実に残念。海外ではDVD版が既に数版発売されているくらいの定番作品でもあるのだから、個人的には日本語版DVDの発売を期待したい。