アメリカ出身HMバンドDISTURBEDの5枚目です。
2枚目「BELIEVE」から今作まで4枚連続してビルボード初登場1位という
金字塔を打ち立てているバンドです。
速射砲の如く言葉を連弾するスタイルとメロディアススタイルなボーカルの対比と
ヘヴィメタリックなリフが彼らの特徴ですが、今作は従前通りの作風にプラスして
2.「Asylum」、3.「The Infection」等楽曲内で緩急が付けられていて、この辺りが若干新機軸かも。
バラード風幕開けから炸裂パートに移行する5.「Another Way To Die」もいい感じです。
出色のデキな12.「Innocence」はサビのメロディの開放感が最高です。
個々の曲を抜き出してみると甲乙付け難く素晴らしい紛うことなきHeavy Metalです。
が、しかし・・・、
アルバム全体通して聞くと類型的リズムの楽曲に支配されているのも従前通り、なのです。
個性といえば個性ですが、5作目ともなると独自性に埋没しかねない危うさが出てきたかも、なのです。
「もう少し、あと少しだけアップテンポな曲が欲しいなぁ」と。
例えるなら、市街地をずっとLowで走っててたまにアクセル踏むとすぐ赤信号にかかる、
そんなもどかしさを感じます。
2.「Asylum」や6.「Never Again」だけでも楽曲のスタート時のテンポで走り抜けてくれていれば
☆10個でも足りないくらいなのですが・・・。
HMバンド宣言して久しいし、そろそろストレートな興奮を提供してもいい頃合いだった、かも。