ご案内させていただきます。日本人の日常生活にはまったく根付いていない「ファンキー感覚」を武器にしている人気のシンガー、2000年もの。さすがにあちらの「ギャラの高い、かつ耳の鋭い」ミキシングエンジニアたちを曲ごとに使い分けしているのでまじでバックトラックのボトムの迫力がかなり違う。そこがまずはポイント高い。また聞いておりますとこの展開は「まるで国産エリックべネー」状態かも。バックトラックを最小限のオケにとどめてすっきりまとめるアレンジ手法はいいかも。でだ楽曲はどうかというとかなり「普通かも」。残念なのはせっかくミキシング+エンジニアリングに予算をかけたのだから、最大のネックであるご本人のうすっぺら+ややセクシーでない細い声をいじくってほしかった。最大の難点はやはり本人の声かもしれない。黒人ごっこがほとんどなここ日本のシンガーたちの中で「本格的&トータルで勝負」できる数少ない人材。なわけで、最終的には声の「説得力+色気」の包容力ではないのかと思われ。聞いているとバラエティーに富んでいるように感じられるが、結論は「相当なマンネリ状態モードに」陥っているといえる。そんな状況が浮き彫りになっている残酷なアルバムでもある、というわけで(5点献上)