登録情報
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| 1. Ruthless Gravity |
| 2. Wake up in New York (featuring Evan Dando) |
| 3. Miracle (featuring Mogwai) |
| 4. Amber |
| 5. Finding Beauty |
| 6. Waltz |
| 7. Inhaler |
| 8. Hymn 2 (featuring Photek) |
| 9. Snow |
| 10. Starless 11 |
| 11. Stay (featuring BONO) |
| 12. Niente |
| 13. Sea Song |
| 14. Let it Be |
| 15. Choral Ending |
本作では、メロディアスでポップなソングライティング・テクニック(テキサスの「I Don't Want A Lover」といったトラックでかつて見せた)よりもデビュー作『Space Between Us』の路線に近づき、劇的なオープニング曲「Ruthless Gravity」のアレンジで提示されるストリングスをベースにしたハーモニックなサウンドをもとに、官能的な音のメッセージを作り上げている。そして、統一感ある音楽によって一篇のシンフォニーのような感覚がもたらされているにもかかわらず、絶え間なく変化するムードが全編通じて興味を駆き立てつづける。雄大なオーケストラ風のトラックもまた、さまざまなタイプのヴォーカリストを選りすぐったことによって恩恵を受けている。まず最初に登場する元レモンヘッドのイヴァン・ダンドゥは、もの寂しくアコースティックな「Wake Up In New York」にメランコリックなヴォーカルを加えているが、すぐさま、モグワイのインド色の濃い魅力的で刺激的なトーンが、その陰鬱さを打ち消している。また、今や政治活動家と化したU2のフロントマン、ボノも平凡なトラック「Stay (Faraway, So Close)」でハイトーンのヴォーカルを聴かせてくれる。そして、本作で最も華やかで大げさな瞬間を迎える「Snow」には、デヴィッド・マッカルモントに参加してもらっている。
本作は、鼻につくような気取りがあるにもかかわらず、そして、オーケストラ風アンビエントによってやや無難にまとめ上げられているものの、つねに心地よさを感じさせてくれる。(Christopher Barrett, Amazon.co.uk)
しかしその中にも前作以上に凝った音作り、
複数のヴォーカリストの起用、また melancholicな
中にもアグレッシブな主題を盛り込んだ曲もあり、
切ない美しさは陰鬱の表現ではなく、むしろ
絶望を見据えた対極からのポジティブな一面すら
垣間見える。
満点ではなく星四つとしたのは、アルバム全体
として微妙に統一的なコンセプトが感じられない
ことを指摘したい。サントラからのコンピレーション
ならともかく、Craig Armstrong名義でのアルバム
なのだから、もう少し、通して聴いた時に感慨の
残るものであってほしかったと思う。
とはいえクオリティは抜群に高く、この方面に
興味のある方であれば大ハズレということは
ないだろう。
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