天使の歌声、A.ガーファンクルのベスト・アルバム。20のAngel's Songsが詰まった心温まるアルバム。
日本でも「愛の旅立ち」としてヒットしたリフが印象的な「Break Away」。私の好きなアルバム「Scissors Cut」からはジャンケンに喩えて三角関係を扱ったタイトル曲と故郷を唄った「Heart in New York」。できればガーファンクルの熱情が溢れた「Hang On In」を入れて欲しかった。「What A Wonderful World」、「When A Man Loves A Woman」、「I Only Have Eyes For You」はカバー曲だが、ガーファンクルらしい澄んだ高音が胸に響く。この他、個人的には「Rag Doll」、「All I Know(友に捧げる賛歌)」を入れて欲しかったが、ベスト・アルバムと言う性格上やむを得まい。他の曲もガーファンクルらしい優しさと深みに溢れている。
ガーファンクルの歌の素晴らしさを俯瞰的に味わえる秀作。ただし上述の通り、オリジナル・ソングで本作に未収録ながら素敵な曲も多数あるので、本作をキッカケにガーファンクルの魅力を幅広く味わって欲しい。