仕事場ではPower Mac G5とG4を使っているが、今回CGの出張プレゼンテーション用に新たに導入した。コンピュータ画像のプレゼンテーション展開という用途から、Windowsマシンは問題外で、選択肢は当初からMacノートだけだが、問題は持ち運びの際のサイズと重さで、13.3インチの
Apple MacBook Pro 2.26GHz 13.3インチ MB990J/A、
Apple MacBook Pro 2.53GHz 13.3インチ MB991J/Aとこの製品のどちらにするかちょっと迷い、また軽さという点では、
Apple MacBook Air 2.13GHz 13.3インチ MC234J/Aという選択肢もあったのだが、やはり光学ドライブ内蔵でなけれぱ、出先でのデータの取り扱いの柔軟性が損なわれると考えて、結局は少しでも画面サイズの大きいこの製品に落ち着いた。
結果は・・・プレゼンテーションでクライアントのオフィスに持ち込んだときの反応は、一様に大画面の大きさ・美しさと画像のスムーズな動きに肯定的な反応で、この点では当初の目的に充分応えてくれて、選択としては満足のいくものであった。(なお、グラフィックスの動作の素早さ,なめらかさについては、本製品に搭載されているNVIDIA製の2個のグラフィック処理チップの力によるところが大きいと思われる。これまでの使用感では、その実力は期待した以上であった)。
しかし、持ち歩きをメインとするには、やはり何としても大きく重く、その点ではあまりお勧めはできない。
使用上の問題点としては、まず今回搭載されたMacOS X Snow Leopard(10.6.1)では、当方で従来から使用していたUSB接続のMOドライブのMOへのデータ書き込みが「ディスクがロックされている」というメッセージが表示されて不可能になった。一瞬システムのバグかと思ったが、問い合わせたところ、データの転送レートが変更されたので従来型のMOへの書き込みはサポートしていないとのこと。アップルは従来からこうした独善的な姿勢が目につくことかあり、この点は早急に改善を求めたい。
また、これはアプリケーション側の問題でもあるが、従来のMacOS 10.4/Tigerおよび10.5/Leopard等で使ってきた一部の3DCGなどのグラフィックソフトの中には、今回の10.6/ Snow Leopardでは動作しないものがあり、よんどころなくソフトのバージョンアップをしなければならなくなるので注意が必要。
本製品のUSB端子は、なぜか本体の左側にのみ2個装備されているので、サウスポーの方は別として従来型のUSB接続のマウスは事実上使えない。仕方なく今回発表された
Apple Magic Mouse MB829J/Aを同時に購入するハメとなったが、このマウスのウリである指先のスクロール機能は、現時点でパソコン本体にプレインストールされているMacOS 10.6.1では動作しない。セットアップ後、10.6.2にアップデートする必要があり、こうした点がわずらわしい。
その他、システムの拡張のため、内蔵のHDやRAMMをリプレースする際には本体の底板を外す必要があるが、ソリッドライクな外観とは裏腹なチャチなアルミの薄板を小さくラフなプラスビスで固定してあり、食い込んで容易にゆるまないケースがあるので、プラスの精密ドライバーセットが不可欠である。
総じて、アップルがユーザーフレンドリーな製品を標榜するなら、もう一段の優しい気配りがほしい。