音楽のほうは、カイリーが乳がんを患って復帰したことがおそらく関連して、『ライト・イヤーズ』『フィーヴァー』と比べると、前作『X』同様、カイリーのダンスがなくてもいいように作られたエレクトロだ、と思います。『X』は激しいのに対し、このアルバムはしっとりしているんですが。
歌詞のテーマは、愛。
ハードカヴァーに収められている写真の数々はすばらしいですね。
DVDはフォト・ギャラリー、メイキング、フォト・ショットのほか、見どころは、念願だった北米ツアーからの4曲のライヴ映像です。オーストラリア出身のカイリーは、UKでブレイクしても、USではブレイクしていなかったんですね。でも、『フィーヴァー』がブレイクしたので、過密スケジュールでUSキャンペーンに行ったことで、体調不良、乳がんに。ですから、この北米ツアーからの映像は、乳がんの発病でいったん中断したアメリカ戦略を再開する復活ライヴの映像だと思います。
あとは、2012年の6月30にまでの期限つきで特設サイトにログインできるコードが封入されています。ステッカーの裏にコードが書いてあります。でも、DVDの内容以上にサイトで新たに見られるのは、約40分ですが、もちろん日本語字幕のないカイリーとエグゼクティヴ・プロデューサーのインタヴュー映像ぐらいです。特設サイトでもヴィデオ・クリップは見られません。