初期の頃の石膏デッサンから、現在までの作品集までです。卓抜なデッサンから、フォルムを追求したものもあり多彩です。
顔の比率から、人体のパーツの各部分のデッサン、作品化するまでの過程がよく理解出来ます。
静謐だが、非常に重厚なデッサン集です。室内でモデルをセッティングしている写真があり、時間が停止した感覚があります。
画家自身が見た対象物の質と量を、キャンバスに写し取る事が出来ればそれだけで凄い事です。
この画家は、生死の問題を問い、構成要素としての事物が存在している事への問題を問い、気の遠くなるような膨大な時間をかけて作品化してます。
結局、どういう作品が生まれるかは、如何生きるかにより決まると思います。
ロペスの最新の作品集です。手元に置きたい本です。