セカイイチ、これまでで最もフットワークが軽いと思われるミニアルバム「Another Second Hand」。
非常にノリノリのミニアルバム。それまでの作品とは違い完全に勢い重視で
一曲目から「合いの手推奨!」って感じの超ゴキゲンなロックチューンを連発、割と軽いノリの作品だが
昔の歌謡ロックを今風にブラッシュアップした音像はある種痛快だし
ギターフレーズもしっかりと格好良く音楽的にも面白い。しかし更に良いのは後半になってそれも変わってくるというか
勢いはあるけど真摯なメッセージソングでもある「それはイイ!」や
打ち込み主体のミディアムな「melody」、音響系のエッセンスも含むバラッド「Ride on songs」と
単に軽く聴けるだけでも終わらないのがセカイイチのいいところである。
前半ノリノリでパーティ風味の雰囲気を味わって
後半は多彩なアレンジの楽曲をそれぞれ舌鼓、全5曲で時間も20分に満たないけど
そんな中でも音楽的なふり幅は広い。
正にオールジャンルを食い尽くしてきたセカイイチならではのミニアルバムです。
最近はシングルにしろアルバムにしろ聴き込んで味わうタイプの作品が多かっただけに
こういう即興性に長けた作品もまた一つのテイストとしてはアリなのでは。
「Jaipur Town」「猿の惑星」辺りの楽曲が好きな方は高確率で気に入ると思う。快作です。