Android開発の入門書で勉強を始めたばかりの人、
入門書を読み終えてこれから独自アプリを作ってみよう、
と思っている人などには、まずまず良い本だと思います。
SoftwareDesignの過去記事をもとにした、
一部は新規書き下ろしの、「養成」読本です。
(養成されたいと思っているレベルの人向けです。)
[目次]
http://gihyo.jp/book/2011/978-4-7741-4859-5/#toc
SoftwareDesignでの初出記事は以下だそうです。
Ch.1 2010/3号 特別付録
Ch.2
Sec.1 2011/5号 連載
Sec.2 新規書き下ろし
Ch.3 新規書き下ろし
Ch.4 2011/3号 第1特集
Ch.5
Sec.1 2010/6号 連載
Sec.2 新規書き下ろし
Sec.3-5 2011/1,2,2010/12号 連載
Ch.6 2011/3,4号 連載
Ch.7 2010/9,2011/6,7,8号 連載
Ch.8 2010/7,8,10,11号 連載
初出掲載時の(古くなった)内容に対して、
現状を踏まえた補足のコラムなどがあるが、一部のみ。
初出時期を考慮して読むと尚良いと思います。
Android4.0になって「Android SDK and AVD Manager」が
「SDK Manager」と「AVD Manager」に分離されたようで、
これから始める方は、本の説明写真が異なるのでそのつもりで。
個人的には、
Ch.3の「3.xのUI開発作法」のLoaderとFragmentの説明は
他の本より『正確な表現』で、しかも簡潔で良かったですが、
Ch.5 Sec.2の「セキュリティ対策のポイント」は、
アプリ開発者・利用者・セキュリティ対策ソフト開発者のうち
誰を対象として書いているのかがぼやけていて、内容もあまり現実味がなく、
開発経験・実装経験に乏しい人が書いた(理論だけの)論文のような感じで、
期待していただけにがっかりでした。
WebアプリでのXSS対策やSQLインジェクション対策のような、
Androidアプリでの特徴的な脆弱性とその対策について解説があるのかと
期待しましたが、実際には、そのようなものはなく、
代わりに「準強制アップデート管理」という考えを提案して、
その一部の「時限管理疑似コード」というのを載せていますが、
この「疑似コード」というのが、JavaのDate型変数を4つならべただけで。。。