ジョー・ボナマッサと同年齢のケニー・ウェイン・シェパード。共に米国を代表するギタリスト。
同じブルーズ・ロッカーでありながら見事に対照的な二人の10'sにおける活動は注目に値する。
ケニーの通算7枚目のアルバムは95年のデビュー当時から共作しているマーク・セルビーと
ティア・シラーズ夫妻とのオリジナル曲を中心に、ベシィ・スミスの「 バックウォータ・ブルース 」や
A.C.ウィリアムスの「 オー・プリティ・ウーマン 」等の名曲カバーを交えた、コンサバティブと
コンテンポラリーが同居した絶妙なブルーズ・ロックに仕上がっている。
ステッペンウルフとZ.Z.トップを彷彿とさせるキャッチーなオープニング曲でご機嫌に幕を開け
T−3,「 ヤー・ブルース 」英国向けのアクションだろかビートルズのカバーをS.R.V.風に
仕上げたのはなかなか・・・。
全編通して、時にはジミヘンぽく時にはパワーコードでシェパードのブルーズ・ギターがウネル。
熱い !!
そしてダブル・トラブルのリズム隊にノア・ハントのヴォーカルももちろん冴える。
良い !!
やや音圧が高すぎ聴きづらいのが欠点。
全17曲 約1時間14分 ジャケ写も気に入っている。特に使い込まれた'61 ストラトが
良い感じ。今作も主にこのギターで録音されたらしい。きっと発売されているフェンダー・ストラト
K.W.S.シグネチャー・モデル、価格も手頃なんで売れるでしょうネ。