グラントだけでなく、お馴染みのジョン・パットン&ベン・ディクソンとの仲良しオルガントリオで
更に癒し系(?)トランペッターのジョニー・コールズや
スピリチュアルでブラックフィーリング溢れるジョーヘンの優しい演奏が聴けるので
メンバーも最高である♪
ちなみに僕はこの時期のグラントのギタートーンが一番好きだ♪
おそらくギブソンL-7のノン・カッタウェイのギターを使用していると思われる!?
どこまでもソウルフルでスウィートな音が堪らなくいいっ!!!!
Grant Green 『Am I Blue?』
1. Am I Blue
2. Take These Chains From My Heart
3. I Wanna Be Loved
4. Sweet Slumber
5. For All We Know
Grant Green (g)
Johnny Coles (tp)
Joe Henderson (ts)
John Patton (org)
Ben Dixon (ds)
BN:4139
Recorded on NJ,1963.5.16
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ブルースなジャズギタリスト、グラント・グリーンの癒される名盤♪
グラントの作品群の中でもそこまで目立った作品ではないけれども
アルバムの内容の方はゆったりとした曲調が多く、親しみやすい好盤であると思う。
メンバーもこのアルバム以外でもグラントとトリオでアルバム制作をすることが多かったジョン・パットンとベン・ディクソン。
3人ともルー・ドナルドソン・バンド時代からの旧知の中なので相性もピッタリだ♪
そこに癒し系(?)トランペッターのジョニー・コールズが優しくメロディーを奏で、
ソウルフルで黒いフィーリングで吹くジョー・ヘンダーソンのテナーの温かみが
これらの楽曲群の良さをより一層ひきたてている。
コールズやジョーヘンにホーンアンサンブルを組み立ててもらいその上をグラントが
まるでボーカリストのようにギターをソウルフルにそしてどこまでもメロディアスに歌わせる♪
まるでグラントがレイ・チャールズやサム・クックのようなソウルシンガーになったかのように…。
レイ・チャールズまんまのアレンジの#2なんてまさにそういった感じが伺える。
しかしやはりタイトルトラックの#1は格別だ♪
ハリー・アクストとグラント・クラーク作曲で、ビリー・ホリデイやテディ・キングも歌っていた名曲である。
グラントは完全にボーカルメロディーをギターで奏でている♪
ここまでギターを歌わせている曲はないんじゃなかろうか?とも大げさに感じてしまう。
また#3なんかもパットンのセイクリッドな雰囲気あふれるソウルフルなオルガンをバックにグラントとコールズが優しくメロディーを奏でる♪
ゆったりした楽曲で心の奥深くまで癒される。
続く#4も同じくゆったりとしたスウィートな楽曲でグラントの奏でるジェントルなギタートーンがどこまでもソウルフルでロマンチックである。
#5は、14分近くある曲でコールズ→ジョーヘン→グラント→パットン→グラントの順でソロ回しをする。
このアルバムに参加しているソロイスト全員のソロを聴くことができる。
4人ともそれぞれ個性的なソロでキャラは違えど同じ【ブルース】、【ゴスペル】、【ソウル】という音楽的バックグラウンドが共通しており、全体的に統一感のある素晴らしい演奏に仕上がっている♪
そしてそのどれもが【ジャズ】という1つの目標へと昇華され完全なる音楽を形成している。
黒人音楽の素晴らしさを存分に味わうことのできるとても素晴らしいアルバムである♪