今なおその独自の美学で孤高のJAZZレーベルたり続けるECMにブラジルの鬼才
エグベウト・ジスモンチが残したピアノ作品。
AlmaとはSOUL、つまり"魂"というわけで、なるほど崇高な想いがあるのだろうな
というほどある種の美意識を感じさせる。
ギタリストとしても一流なのですが、個人的にはこの人はピアノ作品の方に強烈に惹かれる。
今作もM-6"Agua&Vinho(Wine & Water)"が収録曲としては最も有名ですが、
その曲を特別視する必要もないくらいアルバム通しての完成度が高い。
決して明るさや高揚感が前面に出た作品ではないのですが、感情爆発になりすぎない温度感で、
しかもクラシックの素養にブラジルという音楽の密林の様な国出身の彼にしかなし得ない
非常に叙情的で流麗なピアノソロ作品はJAZZとかBRAZILとか音楽の垣根を越えてしまう。
鳥肌もののフレーズが不意にと襲ってくる瞬間がこの人の凄さだなあ。