NIN初のオフィシャルLIVE音源です。
選曲はPretty Hate MachineからThe Fragileまでまんべんなく、バランス良くされていて、
巨大なホール空間を上手く利用した音使いはド迫力で、音もLIVEとは思えないほど良いです。
WishやStarfucker's inc.などのアグレッシブで激しい曲は勿論、
1stのTerrible LieやHead Like A Holeなどの曲も物凄くカッコ良くプレイされてます。
最後にはやはり名曲Hurtで終わります。
The Fragileまでのベスト版と言っても良い内容です。
そして限定版のみ付属していた、Disc2,通称“Still”ですが、
コレはホントに、自分にとっては最高の名盤になってます。
重厚な音世界では無く、Hurtと同じ空気を持つような、全編アコースティックなピアノ中心の曲です。
過去の曲の再録、さらにはオリジナル曲も入っていて、これら全てが本当に良いんです。
The FragileやThe Day The World Went Awayはより音数が絞られたことによって、
叙情性が一気に高まり、Trentさんの心の叫びとも言えるヴォーカルが胸を打ちます。
オリジナル曲も文句無く良いです。
And All That Could Have Beenやインストゥルメンタル曲のLeaving Hopeは、
自分の中ではNINで、というより今まで聴いた音楽の中でも最も好きな曲です。
懐古的で壮大で、あまりにも切なくて儚いです。
Trent Reznorという人の繊細さと、それゆえに感じる苦悩がありのままに伝わってきます。
現在ではこのStillは付属していませんが、NINのオフィシャル・サイトで買うことが出来ます。
英語が苦手な人(自分もそうですが…)は悩むかも知れませんが、
NINが好きな人なら決して損はしないはずです。