どうしてたったひとつの点がこんなに雄弁なんだろう?この著者のイラストはユノもジュンスもみんな目は点々でしかないのに、ちゃんと5人の性格を描きわけちゃうのが不思議。前作よりも今回はイラストが多いので、かわいいところ、かっこいいところ、たっぷり堪能できました。ものすごく細かくてマニアックな観察によって集めたパーツを、「家電とバラの似合う男」とか、「もやっとした世界の美学」など、おもしろい言葉に包み込んでポイッと投げてよこす文章のおもしろさも健在。でも、5人それぞれのことを知れば知るほど、もう5人揃った姿を見られないのがさびしい〜〜。そんな時代の記念として大事にとっておきたい一冊です。