世界の好事家を唸らせた1stと2ndがリマスターされて一度に味わえる二枚組。
内容は独特です。
構成はオーボエやバイオリンなど室内楽的な楽器で、ロックらしくはありません。
なんだか民族的なような西洋の中世的なような旋律のインタープレイが続きます。
かといって素のワールドミュージックという感じでもありません。
1stはけっこうメロディアスでそれほど聞きづらくはないんですが、
全体的に妖しく、呪術的に反復されるパーカッションも変な味を出しています。
2ndになるとメロディは薄くなり、妖しい太鼓とフリーなインプロ臭がさらに進行。
四大元素を表すというキワモノ感も手伝い、一種の胡散臭さが漂っています。
が、だんだんと盛り上がる演奏はけっこう緊張感と熱気があります。
2枚のどこを切っても妖しい世界に引き込まれます。