「JavaScriptの1から10まで、まとめて学ぶ!」というコピーにつられて買ってしまったが、このコピーの前には「プログラミングを知っている人が」と付け加えた方がいいだろう。Chapter 01から他のプログラム言語との比較が始まるが、経験がないと何を言っているのか分からない。「JavaScriptはオブジェクト指向」だとやたら強調するが、「オブジェクト指向」の意味も、プログラミングの知識がないと、何の事か分からない。
全体的に「技術志向」で、この本で紹介されたテクニックが、具体的にどのようなウェブデザインに応用できるかを示す実例はほとんどない。たしかにタイトルには「基礎」や「デザイン」といった言葉が無い。「ウェブデザイナー」を目指す私には高度すぎる内容だが、きっと技術志向の「ウェブプログラマー」を目指すプログラミング経験者には、良い本なのだろう。