シーンに生き残るべく、US盤差し戻し再録音にあたって間違いなく巨額のフィーをもって招聘された Missy Elliot の3. So Gone, 6. Knock Knock は実際非の打ち所のない仕事で、Monica を2003年仕様に確実にアップデイトしている。2.のR&Bチャート1位も当然といったところ。またMonica自身、元より唄の力は群を抜いているだけに、今までに経験のない歌唱法を求められても何のことはなくさらりとこなしてしまっている。
ただ誰もが言っていることだけれども、Missy とのコラボレイトは Aaliyah や Tweet から最近では Mya などに至るまで、一時期のLaFaceばりの数の多さということもあって、2ndアルバム以降のMonicaをずっと微妙なポジションに置き続けている要因、「唄は文句なしに巧いのだけれど、これといってオンリーワンといえるものがない」という状態を抜け出すまでには至っていない。
新録のなかでDMXとTyreseをfeatureした曲がそれぞれあるけれど、これらはどうしようもなくつまらない出来。
それよりはずっと日本とEUで昨年先行発売された旧録からの生き残り、1st以来ずっと彼女とともに歩み続けてきたSoulshock & Karlinの 7. Breaks my heart 、相変わらず金太郎飴的な曲づくりでUsherの旧作とフレーズ似すぎじゃないかと思うけれど、JDの手がけた 4.U Should've Known Better といったシンプルなバラードのほうが出来が良い。この路線強調して個人的にはBrian Mcknightと組ませてみたいのだけどどうでしょうか?