漫然と「幻のセカンドアルバム」と呼ばれることが多いが、実はわりとフツウに手に入る。1993年にHMVが「CDとして復刻して欲しいアルバム」を募集し、その投票の結果として、ジムコジャパンから初CD化、1994年にアメリカのMsi Musicから3曲のボーナストラックで再発、1997年にはその日本版をトイズファクトリーが出している。
が、さすがは別ヴァージョン攻撃であこぎな商売をなさるトレヴァー先生(笑)、この期に及んで本当にレアなトラックスをつけて、買わざるを得ない盤を出してきた。
ボーナストラックの10、11、12は上記の三曲ボーナス付きのリリースと同じもの。ただし、上記リリースの際はトレヴァー先生がマスターテープを発見できなかったということで、アナログ起こし。今回はどうやらデジタル・リマスタされている様子。
13〜19は本当に今まで一度も外に出たことのなかった正真正銘のレアトラックス。Videotequeは男女二人組のアイドル・ユニットDollerに提供されて、1982年に英国チャート第17位になった。we can fly from hereは、トレヴァーとジェフがYesに加入していた1980年のツアーでイエスの持ち曲として演奏されている(2005年にRHINOからリリースされたYesのライヴ集三枚組The World is Liveで聴くことができる。それ以前はブートレグでしか聴けなかった)。
まさかDollarの持ち曲をトレヴァー先生のヴォーカルで聴けるとは思っていなかったので感激。この伝で行けば、Give me back my heartもトレヴァー先生ヴァージョンがあるかもしれない。Video killed the radio starにそれをつけて売ってくれたら即買いしますよトレヴァー先生。
昔のアルバムの再リリース攻撃はウンザリという向きにも、この盤だけは絶対にオススメしたい。