本書が定番たる由縁は,単なるAPIの使い方にとどまらず,Windowsの内部にまで踏み込んで解説している点にある。システム系のAPIの解説書の中でも,ここまできちんと説明しているものは少ない。C/C++プログラマに限らず,Windowsの内部を知りたい人にお薦めしたい一冊だ。
(日経ソフトウエア 2001/09/01 Copyright©2001 日経BP企画..All rights reserved.)
登録情報
|
個人的に感じたこの本の良いところは、OSに関するテーマ(カーネル、プロセス、スレッド、メモリ、スケジューリング、同期など)をわかりやすく説明している上に、それがWindowsでどのように動いているかを説明してくれているところです。OSに関する書籍は他にもたくさんありますが、本書はWindowsの動作とともに具体的にAPIなどの説明も一緒に解説してくれているので、非常にイメージが沸きやすく理解もしやすかったです。また、後半の章ではWindows屋にとっては興味深い技術の1つであるDLLに関する話題も提供されています。普段、MFCやATLで何気なくDLLを利用した!コードを書いてるプログラマは少なくないはずです。一度きちんと理解してみると、非常に面白いですよ。他にもWindows特有の機能を説明した章がいくつかあります。
繰り返しになりますが、すべての章が興味深いものです。自分はWindows専門のプログラマではないですが、Windows屋になろうとしている方は、何が何でも読んでみてください。超おススメの解説書です。
各APIがどのように動作するかなどが詳しく書かれており、中身をきっちり理解すれば、「あの環境では動いたのに、この環境では~」なんてことも減るのではないでしょうか。
APIのフックなどのトリッキーな方法や、WindowsAPIの詳しい情報など、非常に役に立つ一冊だと思います。
|
|