Sean Lennonが恋人・元モデルらしいCharlotte Kemp Muhlと組んだ二人組ユニット;The Ghost of a Saber Tooth Tiger の名義で発表した新作。ユニット名はCharlotte嬢が子供の頃に描いた絵のタイトルだとか。"Acoustic Sessions"の名前の通り、全篇を通してアコースティック・ギターを中心としたシンプルなポップ・ソングで貫かれており、二人のハーモニーが印象的な作品。メロディの美しさとハーモニーを主眼に置いた作品と言ってよさそう。Charlotte嬢の歌声はふわーっとして少しロリがかったフレンチ臭のするものです。Charlotte嬢はbass, guitar, accordion, piano, melodica, percussionなどを担当。Charlotte嬢のプレイは下手というか不安定というか、演奏そのものはとても褒められるものではないですが、その不安定さがフレンチ・ポップ然としていて、意外と音楽の全体像にはマッチしています。よくいえばヴェルヴェット・アンダーグラウンドのファーストのチェレスタとか、パスカル・コムラードのトイ・ピアノなんかを思い出す感じでした。